東海大大阪仰星 15人で止めた!鉄壁ディフェンスで報徳学園を完封8強

[ 2022年1月1日 11:28 ]

全国高校ラグビー大会3回戦   東海大大阪仰星33ー0報徳学園 ( 2022年1月1日    花園ラグビー場 )

<東海大大阪仰星・報徳学園>後半ノーサイド寸前 左中間にトライする東海大大阪仰星・御池(右)(撮影・成瀬 徹) 
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 東海大大阪仰星(大阪第2)が攻守に報徳学園(兵庫)を圧倒した。セブンズアカデミーに5人を輩出する攻撃力の高い報徳学園に最後まで得点を与えさせず、初戦の光泉カトリック戦に続く2試合連続零封。湯浅大智監督は「押し込んだディフェンスができました」と初戦から、さらに成長した選手たちに満足の表情を見せた。

 前半5分、WTB中のトライを皮切りにフォワード、バックス一体となった攻撃で5トライを奪ったが、この日の見せ場はディフェンスだった。CTB野中は「初戦の課題を修正できた。全員の意思統一が図れて、15人が内側からしっかり意識して止められた」と胸を張った。

 攻めても攻めても崩せない防御に報徳学園の西條裕朗監督は「プレッシャーに負けてしまい継続できなかった」と完敗を認めるしかなかった。

 目標が高いからこそ反省も忘れない。反則は報徳学園の2に対し7。指揮官は「得点はしているがペナルティーが多かった」と、準々決勝に向けて新たな課題を選手たちに与えた。

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