紀平梨花、今季を総括「自分のこと深く深く知れた」腰痛でエキシビは棄権

[ 2021年4月18日 15:38 ]

フィギュアスケート世界国別対抗戦エキシビション ( 2021年4月18日    丸善インテックアリーナ大阪 )

<世界フィギュアスケート国別対抗戦最終日>女子フリー、演技を終え笑顔の紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 女子の紀平梨花(トヨタ自動車)がオンライン取材に応じ、今季を総括した。全日本選手権では大技4回転サルコーを決め、世界選手権では北京五輪の出場枠獲得に貢献。「試合が少なかった割には学びも多くて成長できた。自分のことを深く深く知れてきている。シーズンを積み重ねていって、経験するごとに新たな学び、気付きがあって、五輪に向けていい経験はたくさんさせてもらえている」と語った。

 腰痛を抱えていた今大会は棄権も考えたが、何とかSP、フリーとも完遂。エキシビションには参加できなかった。「今は楽しみもないような状態になってしまって、楽しくないし、うれしくないし、希望もない」と胸の内を明かしつつ「完全に痛みを治すのは大事。健康っていうのはケガをしてから気づく。休憩も大事。そういうところを今後取り入れて、次の試合では学びを生かせると思う」とした。

 シーズンを戦い抜いた18歳はやりたいことを問われると「何がしたいんだろう。どこかに行くにしてもコロナがひどいし…。何がしたいのか、自分でも分からない。強いて言うなら、テレビを寝転がってゆっくり見たい。モニタリング」とか好きです(笑い)」と話した。

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