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「すごく似ている」内村航平と羽生結弦、夏冬の王者が16日に舞う

[ 2021年4月15日 16:32 ]

羽生結弦(左)と内村航平
Photo By スポニチ

 「夏の王」と「冬の王」は共鳴しながら、それぞれの究極の目標に向かう。

 体操男子の個人総合で五輪連覇の内村航平(ジョイカル)は15日、全日本選手権の種目別トライアウト(16日)に向けてオンラインで取材に応じた。体操界のキングは、種目別の鉄棒に絞って東京五輪の金メダルを狙う。

 フィギュアスケート男子で五輪連覇の羽生結弦(ANA)は15日、世界国別対抗戦(丸善インテックアリーナ大阪)でショートプログラムを演じる。この大会では挑戦しないが、人類史上初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の成功を目指している。

 羽生は4回転半ジャンプの練習を進める中、内村が鉄棒のH難度「ブレトシュナイダー」に成功したことが刺激になったと明かした。内村は言う。「逆もしかり。僕もすごく刺激をもらってやっている」と。

 採点競技、黄金のキャリアなど2人に共通項は多い。内村は個人総合で五輪を含めて前人未到の世界大会8連覇。羽生はジュニア&シニアの主要大会を完全制覇する“スーパースラム”を達成。誰もがうらやむタイトルを積み重ねた今、結果のみにモチベーションを求めることは難しい。

 活路は自身の進化だろう。「新しいことにチャレンジする。そういうことでしか自分が満足いかない、お互いそういう性格だと思う。常に現状に満足しないでやっているということが4回転半だったり、僕の場合ブレトシュナイダーになると思う」と話した内村は、「すごく似ている」と羽生をとらえている。

 内村が東京五輪への選考のスタートを切る16日、羽生は今季最後の競技会の演技として世界国別対抗の男子フリーに臨む。内村の登場は16日の午後7時前後、男子フリーの開始時間は午後6時。群馬と大阪、場所は違えど同時間帯に「夏の王」と「冬の王」が舞う。(杉本 亮輔)

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