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木下稜介が暫定首位 同い年・松山のスイング「参考に」

[ 2021年4月15日 14:37 ]

<東建HMC・第1日>初日を6アンダーでフィニッシュした木下稜介は9番でラインを読む(撮影・井垣 忠夫)
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 日本プロゴルフツアーの2021年初戦、東建ホームメイトカップ(賞金総額1億3000万円、優勝賞金2600万円)は15日、三重県桑名市の東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)で開幕し、第1ラウンドを行っている。

 マスターズを制した松山英樹(29=LEXUS)と同い年の木下稜介(29=ハートランド)が3番から3連続バーディーを奪うなど6バーディー、ノーボギーの65をマークし、6アンダーで暫定首位に立っている。

 「開幕戦ということで緊張しましたけど、落ち着いてスタートが切れて良かったです。ショットもパットも非常にいい状態で安定していいプレーができました」

 3番パー3(210ヤード)では7メートルのバーディーパットを沈め、8番パー4(452ヤード)では171ヤードの第2打を8Iでピン側1メートルに付けるなどパット、ショットともに好調。ピンチらしいピンチは第1打をグリーン左に外して1・5メートルのパーパットを残した6番パー3(219ヤード)だけと安定感抜群のゴルフを展開した。

 東建ホームメイトカップには過去5度出場して全て予選落ち。強烈な苦手意識を持っていたが、プレッシャーがかかる場面で再三顔を出していた左へのミスをなくすためオフに取り組んだスイング改造が早くも実を結んだ格好だ。

 「参考にさせてもらってます」とショット安定への大きなヒントになっているのが同級生でもある松山のスイング。奈良県出身の木下だが、高校は香川の香川西高に進んだ。高知・明徳義塾高出身の松山とは四国ジュニアなど地方大会から度々顔を合わせていた旧知の仲。今年1月の米ツアー、ソニー・オープンに出場した際、練習ラウンドをともにし、世界最高レベルの精度を誇る松山のアイアンショットの動画を撮影させてもらった。課題だったダウンスイングでの体の使い方に一つの答えを見出した。

 2020年1月SMBCシンガポール・オープンで日本人最高の4位に入り、自身初の海外メジャーとなる全英オープンの出場権を獲得した。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大によりこのメジャー挑戦は1年延期となったが、木下はこの期間をプラスと捉えている。

 「理想のスイングからすると、シンガポールの時は50パーセントくらいでしたけど、今は75パーセントくらいまで良くなっていると思います。勝って自信を付けて全英に行きたいと思ってます」

 同じ奥嶋誠昭コーチ門下の“谷間の世代”稲見萌寧(21=都築電気)は今年既に3勝を挙げ、女子ゴルフ界を大いに盛り上げている。「今年の目標は3勝なので自分も」。ツアー未勝利ながら大きな手応えを感じて“開幕戦”を戦っている。

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