林享氏 池江の勝因は後半の最後まで持つ泳ぎ、豊富なレース経験生きた

[ 2021年4月5日 05:30 ]

競泳日本選手権兼東京五輪代表選考会第2日 ( 2021年4月4日    東京アクアティクスセンター )

女子100メートルバタフライ決勝で優勝を果たした池江(撮影・会津 智海)
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 【林享の目】池江はバタフライ3本を泳ぐ体力的な心配があった。準決勝も最後の25メートルで失速しており、持たないかもしれないと思っていた。この結果は想定外だし、池江の強さに感服している。

 前半50メートルを準決勝と同じように26秒9で入ったが、決勝では大きく、ゆっくりした泳ぎになっていた。飛び出した相馬についていき、前半落ち着いて入ったことで、後半の最後まで持つ泳ぎができていた。池江は今まで何度もここ一番で勝負に徹したレースをして、記録も伸ばしてきた。豊富なレース経験が生きた。

 この結果は自信につながるし、自由形でも期待度は上がった。400メートルリレーは4位以内ということを考えると、もう1種目での代表内定の可能性は高くなった。

 東京五輪も楽しみだ。100メートルバタフライは2月下旬の大会から、約1カ月で2秒近く記録が伸びた。本番までの約4カ月間、体調を考慮しながら強化すれば、もう一段上の活躍が期待できる。(92年バルセロナ五輪100メートル平泳ぎ4位、東海学園大監督)

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