男子100キロ級・飯田 5度目挑戦で初優勝「勝つことだけに集中」得意の内股封印で新境地

[ 2021年4月5日 05:30 ]

柔道全日本選抜体重別選手権最終日 ( 2021年4月4日    福岡国際センター )

男子100キロ級決勝で、神垣和他(左)から大内刈りで技ありを奪う飯田健太郎
Photo By 代表撮影

 男子100キロ級は、東京五輪代表補欠の飯田が初優勝。他階級の五輪補欠選手の欠場が相次いだ今大会で、唯一頂点に立ち「いい結果を出せない大会だったが、勝つことだけに集中して臨んだ」と5度目の挑戦での頂点を喜んだ。

 男子の井上康生監督をほうふつさせる鮮やかな内股が代名詞だが、勝ちにこだわり得意技を封印。初戦は寝技で一本勝ちするなど新境地を開いたが、「まだまだ実力が伴っていない。パリ五輪まで時間も少ない」と気を引き締めた。

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