萌寧 3差逆転で今年2勝目、4日間競技初制覇「目標だったのでうれしい」

[ 2021年4月5日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城最終日 ( 2021年4月4日    静岡県 葛城GC山名C=6564ヤード、パー72 )

ヤマハ・レディース葛城最終日 18番、バーディーパットを決めガッツポーズする稲見(撮影・沢田 明徳)
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 首位に3打差の6位から出た“谷間の世代”稲見萌寧(21=都築電気)が2日連続となるボギーなしの66で回り、トーナメント新記録の通算12アンダーで逆転優勝した。3週前の明治安田生命レディースに続く今年2勝目、ツアー通算4勝目。4日間競技の優勝は自身初となった。

 雨の中の最終18番グリーン上。「触るだけ」と思い定めてストロークした下り5メートルのバーディーパットを沈めると、稲見は右拳を握りしめ、9度、ガッツポーズを繰り返した。

 「あそこでバーディーを取らなきゃ優勝はないと思ってました。複数回優勝、4日間(競技)優勝が目標だったのでうれしいです」

 同じ奥嶋誠昭コーチ門下の高橋彩華らがいる最終組の1組前から3打差を追い掛けてスタートした。前半こそ、35と足踏みしたが、折り返しの10番で7メートルのバーディーパットを沈めてから猛チャージ。12、13、15番とピンそば2メートル以内につける快ショットを連発し、バック9だけで5バーディーを量産した。

 スタート前には自分を追い込むため首位・高橋のキャディーを務める奥嶋コーチの前で「私、負けないから」とあえて逆転Vを宣言した。18年のプロテストでも最終日の最終18番で「外したら池に飛び込む」と思い定めてバーディーパットを沈め、滑り込みで最下位合格を果たしている。勝つためのセルフコントロール術も稲見の強さだ。

 「誰も勝てないぐらい、ぶっちぎりの実力を付けられるように」。次の目標はメジャータイトル。今回の4日間競技初制覇は4日間72ホールで実施されるメジャー優勝への予行演習ともなった。

 ◆稲見 萌寧(いなみ・もね)1999年(平11)7月29日生まれ、東京都出身の21歳。9歳でゴルフを始める。18年プロテスト合格。19年センチュリー21レディースでプロ初優勝を飾った。師匠は奥嶋誠昭プロ。日本ウェルネススポーツ大在学中。1メートル66、58キロ。血液型A。

 【勝者のクラブ】▼1W=キャロウェイ・マーベリック・サブ・ゼロ(ロフト角10.5度、硬さS)▼3、5W=スリクソンZX(15、18度)▼4、5U=ブリヂストン・ツアーB・JGR・ハイブリッド85(22、26度)▼5I~PW=テーラーメイド・P770▼ウエッジ=タイトリスト・ボーケイ・SM(52、58度)▼パター=テーラーメイド・トラス・TB1(ピン型)▼ボール=ブリヂストン・ツアーB・XS

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