【箱根駅伝6区】駒大・花崎が区間賞で首位の創価大猛追 2分21秒差を1分8秒差まで詰める

[ 2021年1月3日 10:06 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2021年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )

<箱根駅伝復路小田原中継所>花尾(右)にたすきを渡す駒大・花崎(撮影・島崎忠彦)
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 ◆6区(20・8キロ、箱根芦ノ湖~小田原中継所)区間記録=2020年・館沢亨次(東海大)57分17秒

 駒大の花崎悠紀(3年)が57分36秒の区間賞の激走で逆転優勝に弾みをつけた。トップの創価大と2分21秒差の3位で芦ノ湖をスタート。序盤で東洋大をとらえると、最後までペースを落とさずに創価大との差を1分8秒にまで詰めてタスキリレーした。

 6区歴代3位の好記録に「自分でもこのようなタイムが出てびっくりしています。苦しかったんですけど、6区が総合優勝の鍵だと思っていたので、絞り出す感じでやっていました」と振り返った。

 大八木弘明監督から下りの適性を認められ、1年時の冬から6区で走る準備を開始。終盤には伴走者に乗った指揮官から「57分台行けるぞ!」とゲキを受け「監督にゲキをとばされるのは箱根駅伝という感じがしてうれしかった」と喜びを噛みしめる余裕もあった。「第2の父という感じ」と慕う指揮官の言葉を力に変えた激走。「“57分台いけるぞ”という言葉が凄く響いた。その後は監督が興奮しちゃってあんまり聞こえなかったんですけど」と笑った。

◆小田原中継所順位
1 創価大  6:26:57
2 駒大   +01:08
3 東海大  +03:23
4 東洋大  +03:30
5 順大   +04:40
6 神奈川大 +06:09
7 東京国際大+06:18
8 国学院大 +06:34
9 帝京大  +06:53
10 青学大  +06:59
----以上シード権----
11 早大   +07:10
12 城西大  +07:58
13 明大   +08:52
14 拓大   +09:08
15 国士舘大 +09:51
16 日体大  +10:03
17 法大   +10:32
18 山梨学院大+10:47
19 中大   +11:05
20 学生連合 +18:53
21 専大   +23:16

◆6区区間記録
1 花崎悠紀  (駒大3年)  0:57:36
2 清水颯大  (順大4年)  0:58:06
3 髙橋勇輝  (青学大3年) 0:58:13
4 島﨑慎愛  (国学院大3年)0:58:39
5 川上勇士  (東海大2年) 0:58:45
6 若林陽大  (中大2年)  0:58:45
7 濱野将基  (創価大2年) 0:58:49
8 北村光   (早大1年)  0:58:55
9 曽根雅文  (国士舘大4年)0:59:00
10 日影優哉  (山梨学院大4年)0:59:06
11 野村颯斗  (城西大1年) 0:59:11
12 宇津野篤  (神奈川大1年)0:59:26
13 前田舜平  (明大4年)  0:59:46
14 大川歩夢  (東京経済大2年)1:00:04
15 九嶋恵舜  (東洋大1年) 1:00:05
16 須藤拓海  (法大4年)  1:00:15
17 南里樹   (専大2年)  1:00:17
18 菅沼隆佑  (日体大4年) 1:00:22
19 佐々木虎太郎(拓大2年)  1:01:04
20 芳賀宏太郎 (東京国際大3年)1:01:09
21 三原魁人  (帝京大3年) 1:03:11

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2021年1月3日のニュース