【箱根駅伝6区】創価大・浜野「目標を果たせて親に恩返しできた」 役割完遂トップでタスキ

[ 2021年1月3日 09:35 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2021年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )

<箱根駅伝復路小田原中継所>原富(右)にたすきを渡す創価大・浜野(撮影・島崎忠彦)
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◆6区(20・8キロ、箱根芦ノ湖~小田原中継所)区間記録=2020年・館沢亨次(東海大)57分17秒

 往路優勝の創価大の浜野将基(2年)は区間7位の58分49秒だった。駒大に1分8秒差まで詰められたが、自らのペースを乱さずにトップでタスキリレー。「役割は区間賞とか後続を離す目的ではない。設定が59分30秒を切れたら合格、と言われたのでそれを切る走りをした」と振り返った。

 トップで走るレースに緊張があったという。だが、榎木監督から「区間賞は狙わなくていいから自分のペースを刻んでいけばいい」とアドバイスを受けた。「そこでしっかりと自分のペースで走ることができた」と言う浜野は「設定タイムより50秒くらいよかったので自分としては合格点」と話した。

 名門・佐久長聖高時代は高校駅伝に出場できず。「陸上留学みたいな感じで行って、都大路に出られずに親に恩返しできなかった。大学で悔しさを晴らしたかった」と浜野。高校時代から下りは得意。このスペシャリスト区間で走るため、スピード強化を図った成果が実った。浜野は「先頭で走れて目標を果たせたので親に恩返しできた」とうなずいた。

◆小田原中継所順位
1 創価大  6:26:57
2 駒大   +01:08
3 東海大  +03:23
4 東洋大  +03:30
5 順大   +04:40
6 神奈川大 +06:09
7 東京国際大+06:18
8 国学院大 +06:34
9 帝京大  +06:53
10 青学大  +06:59
----以上シード権----
11 早大   +07:10
12 城西大  +07:58
13 明大   +08:52
14 拓大   +09:08
15 国士舘大 +09:51
16 日体大  +10:03
17 法大   +10:32
18 山梨学院大+10:47
19 中大   +11:05
20 学生連合 +18:53
21 専大   +23:16

◆6区区間記録
1 花崎悠紀  (駒大3年)  0:57:36
2 清水颯大  (順大4年)  0:58:06
3 髙橋勇輝  (青学大3年) 0:58:13
4 島﨑慎愛  (国学院大3年)0:58:39
5 川上勇士  (東海大2年) 0:58:45
6 若林陽大  (中大2年)  0:58:45
7 濱野将基  (創価大2年) 0:58:49
8 北村光   (早大1年)  0:58:55
9 曽根雅文  (国士舘大4年)0:59:00
10 日影優哉  (山梨学院大4年)0:59:06
11 野村颯斗  (城西大1年) 0:59:11
12 宇津野篤  (神奈川大1年)0:59:26
13 前田舜平  (明大4年)  0:59:46
14 大川歩夢  (東京経済大2年)1:00:04
15 九嶋恵舜  (東洋大1年) 1:00:05
16 須藤拓海  (法大4年)  1:00:15
17 南里樹   (専大2年)  1:00:17
18 菅沼隆佑  (日体大4年) 1:00:22
19 佐々木虎太郎(拓大2年)  1:01:04
20 芳賀宏太郎 (東京国際大3年)1:01:09
21 三原魁人  (帝京大3年) 1:03:11

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2021年1月3日のニュース