流通経大柏 ノーシード8強、ディアンズ逆転トライ 常翔学園撃破

[ 2021年1月3日 05:30 ]

第100回全国高校ラグビー大会3回戦   流通経大柏21-17常翔学園 ( 2021年1月1日    花園ラグビー場 )

流通経大柏・ディアンズ(左)
Photo By スポニチ

 3回戦8試合が行われ、ノーシードの流通経大柏(千葉)はラストプレーでNo・8ディアンズ・ワーナー(3年)が逆転トライを決めて常翔学園(大阪第3)を21―17で破り、3日の準々決勝へ進出した。前回優勝の桐蔭学園(神奈川)は仙台育英(宮城)に53―3で快勝。東福岡(福岡第1)は後半29分の逆転劇で石見智翠館(島根)を28―26で退け、中部大春日丘(愛知第1)は初の8強入りを果たした。

 千葉・流通経大柏のディアンズが名誉挽回の“逆転サヨナラトライ”を決めた。後半5分、ラックで相手をひっくり返す危険なプレーでシンビン(一時退場)。1人少なくなったチームは14―17と逆転され「負けたら俺のせい」と責任を感じていた。ピッチへ戻り、後半31分47秒からのラストプレーでは左中間ゴール前でPKをタップし、2メートル1の巨体でぶち当たってインゴールへ。「自分がいけるって言って、サポートしてもらった。俺がやらなきゃと」。前回大会から自身6試合連続トライで勝利へ導くと、仲間と抱き合って喜びを爆発させた。

続きを表示

2021年1月3日のニュース