【箱根駅伝6区】往路7位の順大は清水主将が区間2位の快走で5位浮上

[ 2021年1月3日 10:04 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2021年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )

<箱根駅伝復路小田原中継所>小島(右)にたすきを渡す順大・清水(撮影・島崎忠彦)
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◆6区(20・8キロ、箱根芦ノ湖~小田原中継所)区間記録=2020年・館沢亨次(東海大)57分17秒

 トップから5分23秒差の7位で往路をスタートした順大の清水颯大(4年)は順位を2つ挙げて5位で6区につないだ。タイムも42秒縮める快走で区間2位となり、復路の逆襲に期待を抱かせた。

 4年連続の箱根路となるが、過去3年は7区18位、6区15位、6区12位と苦しい走りが続いた中、最後の大舞台で実力を発揮。「過去3回ふがいない走りをしていた。結果的にチーム順位を押し上げる走りができて、主将として4年としてひとまずホッとしています」と息をついた。

 過去2回の山下りで結果を残すができずに「9区を走りたかった。状況的にかなわなかった」という。6区の覚悟を決めたは箱根1週間前。「監督から6区を走ってほしいと言われた」。開き直って好記録につなげた。

 1、2年生中心の往路は7位。「下級生が頑張ってシード圏内。上級生の威厳を発揮しないと。そういう意味でも頑張れた」。最終学年でようやくチームに貢献し「(これまで)当日に状態を合わせられなくて、陸上を辞めたいと思ったくらい箱根に縁がなかった大学生活。今大会もそういう恐怖心を持ちながら挑んだんですけど、今年の走りで払拭できた。終わり良ければ全て良しじゃないですけど、箱根は精神的にも成長させてくれた」と感慨深げだった。

◆小田原中継所順位
1 創価大  6:26:57
2 駒大   +01:08
3 東海大  +03:23
4 東洋大  +03:30
5 順大   +04:40
6 神奈川大 +06:09
7 東京国際大+06:18
8 国学院大 +06:34
9 帝京大  +06:53
10 青学大  +06:59
----以上シード権----
11 早大   +07:10
12 城西大  +07:58
13 明大   +08:52
14 拓大   +09:08
15 国士舘大 +09:51
16 日体大  +10:03
17 法大   +10:32
18 山梨学院大+10:47
19 中大   +11:05
20 学生連合 +18:53
21 専大   +23:16

◆6区区間記録
1 花崎悠紀  (駒大3年)  0:57:36
2 清水颯大  (順大4年)  0:58:06
3 髙橋勇輝  (青学大3年) 0:58:13
4 島﨑慎愛  (国学院大3年)0:58:39
5 川上勇士  (東海大2年) 0:58:45
6 若林陽大  (中大2年)  0:58:45
7 濱野将基  (創価大2年) 0:58:49
8 北村光   (早大1年)  0:58:55
9 曽根雅文  (国士舘大4年)0:59:00
10 日影優哉  (山梨学院大4年)0:59:06
11 野村颯斗  (城西大1年) 0:59:11
12 宇津野篤  (神奈川大1年)0:59:26
13 前田舜平  (明大4年)  0:59:46
14 大川歩夢  (東京経済大2年)1:00:04
15 九嶋恵舜  (東洋大1年) 1:00:05
16 須藤拓海  (法大4年)  1:00:15
17 南里樹   (専大2年)  1:00:17
18 菅沼隆佑  (日体大4年) 1:00:22
19 佐々木虎太郎(拓大2年)  1:01:04
20 芳賀宏太郎 (東京国際大3年)1:01:09
21 三原魁人  (帝京大3年) 1:03:11

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2021年1月3日のニュース