明大14位 優勝候補の一角がまさか…山本監督「出遅れで後手後手に」

[ 2021年1月3日 05:30 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2021年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間、107・5キロ )

1区で出遅れた明大・児玉真輝(左から2人目).厳しい表情で2区・加藤大誠にたすきを渡す(撮影・小海途 良幹)
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 優勝候補の一角に挙げられていた明大は序盤の出遅れが響き、14位に沈んだ。1区の児玉真輝(1年)が区間16位、2区の加藤大誠(2年)が同17位に終わり、山本監督は「出遅れで後手後手に回って、かなり難しいレースになった。追う展開で3区、4区、5区もなかなか力を発揮できなかった」と嘆いた。

 11月の全日本大学駅伝は3位。エントリー16選手で1万メートル上位10人の平均タイム28分31秒78は2位ながら、結果に反映できなかった。指揮官は「どこも力が拮抗(きっこう)しているのでミスが出ると一気に10位以下になる」と指摘。昨年12月上旬に右足裏を痛めた影響から15キロ付近で疲労がピークに達した児玉は「走り込みの練習ができていなかった」と唇をかんだ。

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2021年1月3日のニュース