【箱根駅伝10区】駒大・石川が残り2キロ大逆転で劇的総合V、区間賞も獲得

[ 2021年1月3日 14:15 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2021年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )

<箱根駅伝復路>最後の直線を走る駒大・石川(撮影・島崎忠彦)
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 第97回東京箱根間往復大学駅伝・復路は3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロに21チームが参加して行われ、駒大が最終10区で大逆転し、13年ぶり7度目の総合優勝を果たした。2位は創価大、3位は東洋大だった。

 平たんなコースながらビル風が走者を苦しめ、優勝やシード争いのプレッシャーもかかる10区(鶴見中継所~東京・大手町、23・0キロ)では、創価大・小野寺勇樹(3年)がトップで鶴見中継所をスタートし、3分19秒差の2位の駒大・石川拓慎(3年)が追う展開。19キロ過ぎから創価大・小野寺が失速し、21キロ過ぎで駒大・石川が首位に。駒大・石川は一気に創価大・小野寺を突き離し、そのままゴール飛び込んだ。石川は1時間09分12秒で区間賞も獲得した。

 東洋大・清野太雅(2年)が3位、猛追した青学大・中倉啓敦(2年)は4位。5位に東海大・竹村拓真(2年)、6位に早大・山口賢助(3年)、7位に順大・原田宗広(4年)、8位に帝京大・山根昂希(4年)、9位に国学院大・木付琳(3年)、10位に東京国際大・杉崎翼(4年)が入った。明治大・長倉奨美(4年)は11位でシード権に届かなかった。

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