流通経大柏・相監督 ワーナーに「日本ラグビーを愛してくれたら」

[ 2021年1月3日 12:12 ]

第100回全国高校ラグビー大会準々決勝   流通経大柏10-14大阪朝鮮高 ( 2021年1月3日    花園ラグビー場 )

<流通経大柏・大阪朝鮮高>後半、タックルを受けながら突進する流通経大柏・ディアンズ(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 流通経大柏(千葉)は、準々決勝で大阪朝鮮高(大阪第2)に10-14で敗れ、前回大会同様に準々決勝での敗退となり、2度目の準決勝進出はならなかった。

 試合後に、相亮太監督は「後半はFWの足が止まってしまった。大阪朝鮮高さんのディフェンスが最後までしぶとく来ていた」と脱帽。後半38分まで連続攻撃を続けたが、最後まで逆転トライは奪えなかった。

 今大会で話題となったのは、ニュージーランド出身で今大会最長身2メートル1のNo・8のディアンズ・ワーナー。強い突破力など将来性にも魅力十分で、相監督は「間違いなくチームにポジティブな結果をもたらしたし、同級生が彼を成長させてくれた。仲間に対して、僕が結果を出すという強い気持ちが大会で出てきたのは彼の成長」と称えた。

 今後の将来について、同監督は「どういう選択をするかは分からないが、この大会を通して、日本に愛着を持って日本ラグビーを愛してくれたら。世界で活躍する選手になってくれると思う」と話した。

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