【箱根駅伝】沿道観戦者は昨年比85%減の18万人 学連会長「呼びかけにご理解いただいた結果」

[ 2021年1月3日 16:13 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2021年1月3日    神奈川・箱根町 ~東京・大手町 5区間109・6キロ )

<第97回箱根駅伝・復路>ゴール前は規制されて無観客だったが、規制されていないエリアでは大勢の観客が沿道に集まった。ランナーは1位でゴールに向かう駒大・石川(撮影・尾崎 有希)
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 大会を主催する関東学生陸上競技連盟はレース後、往路と復路を合わせた沿道の観戦者数を大会本部の調べで約18万人と発表した。昨年大会の121万人に比べ、約85%減とした。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、公式サイトやメディアを通じ、沿道での観戦や応援の自粛を呼びかけてきた今大会。関東学連の有吉正博会長は「今回、沿道の観戦者数が大幅に減少したのは、多くの皆さまにこうした呼びかけにご理解をいただいた結果だと考えています。皆さまのご理解とご協力に深く感謝申し上げます」などとコメントを発表した。

 また、関東学連の日隈広至副会長は「テレビを見ていますと重なって見えるものですから、空間がないように見えますけど、実際横に見ますと隙間があいており、小涌園、横浜駅、日本橋周辺については、びっくりするほど(人が)いなかった」と話した。

 ただ、往路から観戦スポットには多くの人が集まっているのが散見され、大手町のゴール前では幾重もの人垣ができ、密な状態となっていた。

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