荒汐部屋でクラスター 若隆景感染→検査受け新たに11人 初場所厳しく

[ 2021年1月3日 05:30 ]

両国国技館
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 日本相撲協会は荒汐親方(元幕内・蒼国来)と同部屋の十両・若元春(27)=本名・大波港=、幕下以下の力士8人、床山1人の11人が新型コロナウイルスに感染したと1日に発表した。

 昨年12月31日に幕内・若隆景の感染が確認されたことを受け、荒汐部屋所属の24人にPCR検査を実施。陽性者12人のうち3人が発熱などを訴えているが軽微という。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は、荒汐部屋勢の初場所(10日初日、両国国技館)の出場に「厳しい状況」との見解を示した。相撲協会は引き続き、全協会員へ感染予防の徹底を周知していくが、昨年秋場所では集団感染が発生した玉ノ井部屋の全力士を全休とし、翌場所の番付を据え置いた例がある。

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2021年1月3日のニュース