NBA初の日本人対決 勝ったのは渡辺のグリズリーズ ウィザーズの八村は10得点も苦杯

[ 2019年12月15日 12:25 ]

試合後にユニフォームを交換した八村と渡辺(AP)
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 テネシー州メンフィスの「フェデックス・フォーラム」で14日に行われたNBAのグリズリーズ対ウィザーズ戦で、リーグ史上初となる日本人選手同士によるコート上での直接対決が実現した。ウィザーズの八村塁(21)が24戦連続で先発し、グリズリーズの渡辺雄太(25)は第2Qの1分47秒から出場。その2分31秒後にベンチに下がっていた八村がコートに戻り、渡辺がベンチに退く5分27秒までNBAの公式戦のコートに違うユニホームを着た日本選手が2人いる状況となった。

 この間、渡辺は右のコーナーから3点シュートを放ったがエアボール。スモールラインナップのセンター役を務めた八村はプルアップからのジャンプシュートを放ったがこちらも失敗。2人が同時にコートにいたのは「1分9秒間」だったが、ともに得点は記録されなかった。

 試合は地元のグリズリーズが128―111(前半69―54)で勝って9勝17敗。ホームでは今季15戦目で4勝目を挙げた。ゴンザガ大で八村とチームメートだったフォワードのブランドン・クラーク(23=ドラフト全体21番目指名)は前半での19得点を含む、自己最多の25得点をマーク。滞空力を生かしたダンクも3発決めるなど、ドラフト全体9番目に指名された“元同僚のライバル”に対して存在感を示した。

 ウィザーズは4連敗で7勝17敗。八村は29分出場してフィールドゴール(FG)を10本中4本(うち3点シュートは2本中1本)成功させ、10得点と4リバウンドを記録したが勝利にはつながらなかった。

 八村の2ケタ得点は8試合連続。しかし12月に入っての成績は1勝6敗で、クリスマスを前にして苦しいチーム状況と直面している。

 一方、渡辺のNBA出場は今季4試合目。124―103と点差が開いた第4Qの残り3分27秒から再びコートに登場し、オフェンスでの1本を含む3リバウンドを記録したが、シュート機会はなかった。

 ウィザーズはこの日が中3日での試合だったが、故障で戦列を離れているセンターのトーマス・ブライアント(23)に続いて、211センチのモーリッツ・ワグナー(22)も欠場。復帰4戦目のベテラン、イアン・マヒンミ(33)がセンターとして先発したが細かいミスが多く、最後まで精彩を欠いた。ここまで3点シュートで46・5%の成功率を誇っていたダビス・バターンズ(27)も不調。3点シュートは6本中1本しか決めることができずに9得点に終わった。ブラドリー・ビール(26)は29得点と10リバウンドを稼いだものの、後半では勝機をつかめないままに敗れた。

 なおウィザーズは16日に敵地デトロイトでピストンズと対戦する。

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