梅木、初戦で不覚「残念というか、情けない」五輪代表争いに「最後まで諦めたくない」

[ 2019年12月15日 05:30 ]

柔道 マスターズ大会最終日 ( 2019年12月14日    中国・青島 )

フランス選手に敗れ、悔しがる梅木
Photo By 共同

 女子78キロ級の梅木は過去2戦2勝のフランス選手に初戦の2回戦で足をすくわれた。終盤に攻め急いだところを合わされて技ありを許し、巻き返す時間は残っていなかった。思わぬ結果に「残念というか、情けない」と目を赤くした。

 東京五輪代表争いで、世界選手権2位の浜田尚里(自衛隊)を追う立場。3週間前のグランドスラム大阪大会決勝で浜田を破り、差を縮めていただけに痛恨の敗戦だ。残されたアピールの機会は少ないが「最後まで諦めたくない」と懸命に自らを鼓舞した。

 ▼増地克之・女子日本代表監督 梅木は残念という言葉しか見つからない。調子は良かったが、先に指導を取られ、自分の得意な形になれなかった。焦りからか、勝負を急ぎすぎた。

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2019年12月15日のニュース