体操男子 白井、復帰戦で「シライ3」解禁 床運動OP参加で得点は2位相当

[ 2019年12月15日 05:30 ]

体操 豊田国際競技会第1日 ( 2019年12月14日    豊田市総合体育館 )

ガッツポーズする白井
Photo By 共同

 床運動にオープン参加した白井健三(23=日体大大学院)が2位相当の14・500点をマークした。左肩を痛めて8月の全日本シニア選手権を欠場し、今大会は6月の全日本種目別以来、約6カ月ぶりの復帰戦。「会場練習の時点で懐かしかった。1回引退した選手みたいな感覚だった」。今季封印していた「シライ3(伸身リ・ジョンソン)」を解禁し、「今季一回も使えなくて悔しい思いをしていた。伸身のリ・ジョンソンを使うために来たので」と手応えをつかんだ。

 15日は跳馬と鉄棒に出場。今季は全日本で最下位に沈み世界選手権代表を逃すなど苦しんだが、「来年に向けて戻していける」と東京五輪へ白井の逆襲が始まった。

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