原沢、復帰戦で優勝 左脚6、7割の状態も「結果出せて自信になった」

[ 2019年12月15日 05:30 ]

柔道 マスターズ大会最終日 ( 2019年12月14日    中国・青島 )

準決勝でロシア選手(左)を破った原沢
Photo By 共同

 男女計5階級が行われ、男子100キロ超級で16年リオ五輪銀メダルで世界選手権2位の原沢久喜(百五銀行)が優勝し、五輪代表へ大きく前進した。男子100キロ級は世界選手権3位のウルフ・アロン(了徳寺大職)が決勝で敗れた。男子90キロ級で長沢憲大(パーク24)、村尾三四郎(東海大)はともに準々決勝で敗戦。長沢は3位決定戦で敗れ、村尾は敗者復活戦で屈した。女子78キロ級でリオ五輪代表の梅木真美(ALSOK)は初戦の2回戦で敗退した。

 万全でなくても頂点に立つ力を示した。左脚肉離れを患っていた男子100キロ超級の原沢は8月の世界選手権以来の復帰戦。ケガの悪化を懸念される中で志願して畳に立ち「結果を出せて自信になった」。不安を吹き飛ばし、五輪代表の座を大きく手繰り寄せた。

 準決勝までの4試合は内股に細かい足技を絡め、難敵を次々と投げた。決勝はクルパレクの棄権で不戦勝となったが、2月以来の国際大会優勝には内容も伴っていた。

 日大時代の恩師で全日本柔道連盟の金野強化委員長によると、右脚を振り上げるような内股は軸足の左脚に不安があるため放てず状態は6、7割。あらゆる場面を想定した繊細な組み手で対応し、日本男子の井上監督は「粘り強さが出ており五輪に向けて収穫があった」と本番を見据えたような評価だった。

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