男子は林田・柴田組、女子は徳川・黒木組がともに初優勝

[ 2019年1月28日 05:30 ]

第59回ルーセントカップ東京インドア全日本ソフトテニス大会 ( 2019年1月27日    駒沢体育館 )

男子優勝の林田和樹(左)、柴田章平ペア
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 男女ともに6ペアによる予選リーグと決勝戦が行われ、男子決勝は林田和樹・柴田章平(ヨネックス)組が昨年王者の船水颯人・上松俊貴(早大)組を5―1で退け、大会初優勝。女子決勝は徳川愛実・黒木瑠璃華(ヨネックス)組が中川瑞貴・芝崎百香(ナガセケンコー)組を5―3で下し、こちらも大会初優勝を飾った。

 男子は林田・柴田組がわずか19分29秒で昨年覇者を料理した。ミスが目立った相手に対し、「サービスの確率が凄く良かった。ミスも少なかった」(林田)と安定感で勝った。1週間前の20日に行われた全日本社会人学生対抗戦では、1―4で敗れた相手にリベンジを果たし、個人タイトル初戴冠。柴田は「全日本のタイトルが目標だった。素直にうれしい」と喜びに浸った。

 女子は粘りのプレーが持ち味の徳川・黒木ペアが、シーソーゲームを制した。徳川が「サーブレシーブが得意の相手に対してラリーに持っていけるように練習を積んできた」と話したように、得意の形に持ち込んだことが勝因だった。前夜はテニスの全豪オープン女子シングルス決勝をテレビ観戦し、大坂なおみの優勝に刺激を受けたという。黒木は「ミスしてもすぐに気持ちを切り替えている姿が印象的だった。とても刺激を受けた」と話し、「いつか会ってみたい」と目を輝かせた。

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