サンダー5連勝 東地区全体首位のバックス撃破 ロケッツのハーデンはまた40得点

[ 2019年1月28日 14:11 ]

36得点をマークしたサンダーのジョージ(AP)
Photo By AP

 NBAは27日に各地で9試合を行い、西地区全体3位のサンダーは地元オクラホマシティーで東地区全体首位のバックスを118―112(前半56―42)で振り切って31勝18敗。西地区から球宴先発選手に選ばれたポール・ジョージ(28)が36得点、13リバウンド、3スティールをマークしてチームの5連勝に貢献した。

 ラッセル・ウエストブルック(30)は13得点、13リバウンド、11アシストで今季16回目(通算120回目)のトリプルダブルを達成。西地区全体2位ナゲッツとのゲーム差を2・5とした。

 バックスの連勝は6で止まって35勝13敗。球宴投票で東地区最多となりチーム編成の権限を握る「主将」となったヤニス・アデトクンボ(24)は27得点、18リバウンドを記録。今季17・8%と不調だった3点シュートも5本中3本決めたが勝利にはつながらなかった。この日、東地区全体2位のラプターズがマーベリクスに勝ったためにバックスとはゲーム差なし。東地区第1シードを巡る戦いが激化している。

 西地区全体5位のロケッツは地元ヒューストンでマジックに苦戦しながらも勝利を収めて29勝20敗。ジェームズ・ハーデン(29)が37分の出場で40得点、11リバウンド、6アシストを稼ぎ、チームは3連勝を飾った。

 ハーデンの40得点以上は今季18回目で1月に入って8回目。30得点以上は23試合連続となった。

 ロケッツでは太腿を痛めて戦列を離れていた主力ガードのクリス・ポール(33)が18試合ぶりに復帰。この日は25分出場して12得点、6アシスト、3スティールをマークした。

 マジックは20勝30敗。試合開始から第4Qの残り4分までずっとリードしていたが、95―95で迎えた残り1分15秒、ハーデンに3点シュートを決められて試合をひっくり返された。

 なおサンズに勝ったレイカーズは連敗を3で阻止。レブロン・ジェームズ(34)の故障離脱後は6勝10敗となった。西地区全体7位のジャズはティンバーウルブスを退けてここ10戦で9勝目。キャバリアーズは敵地でブルズを下して7試合ぶりに白星を挙げた。

 <その他の結果>

キャバリアーズ(10勝41敗)104―101*ブルズ(11勝39敗)

*クリッパーズ(28勝22敗)122―108キングス(25勝25敗)

ラプターズ(37勝15敗)123―120*マーベリクス(24勝26敗)

ジャズ(29勝22敗)125―111*ティンバーウルブス(24勝26敗)

*スパーズ(29勝22敗)132―119ウィザーズ(21勝28敗)

ヒート(24勝24敗)106―97*ニックス(10勝38敗)

*レイカーズ(26勝24敗)116―102サンズ(11勝41敗)

 *はホームチーム

続きを表示

この記事のフォト

2019年1月28日のニュース