ネーサン・チェン 全米選手権3連覇 4つの4回転ジャンプきっちり決め驚異的得点で圧勝

[ 2019年1月28日 15:32 ]

メダルを手に笑顔を見せるネーサン・チェン (AP)
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 フィギュアスケートの全米選手権は27日、ミシガン州デトロイトで行われ、男子はショートプログラム(SP)1位のネーサン・チェン(19)が、フリーでもトップの228・80点をマークし、合計342・22点で3連覇を達成した。

 SPで3位だったビンセント・ゾウ(18)が、合計284・01点で2位。ジェーソン・ブラウン(24)が合計273・08点で3位に入った。

 昨季の世界選手権を制したチェンは、冒頭の4回転ルッツを出来映え点(GOE)5・75点を加算する出来できっちり決めると、4回転フリップ、4回転トーループ、4回転トーループからの連続ジャンプと4つの4回転ジャンプを決め、2位に58・21点の大差をつける驚異的な得点で圧勝。金メダルを手にし、「この得点は予想以上で、結果に満足している。今後も調子を維持したい」と笑顔を見せた。

 だが、表彰式では表彰台に向かって滑った時にカーペットにつまづいて手を突く珍事もあり、照れ笑いを見せていた。

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