中野 爆走スパートでMGC出場権「足が折れてでも!」

[ 2019年1月28日 05:30 ]

大阪国際女子マラソン ( 2019年1月27日    大阪市・ヤンマースタジアム長居発着 )

4着でゴールした中野円花(撮影・田中 健作) 
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 残り21秒でMGC出場権を確保した中野は、途中まで設定記録から30秒ほど遅かったというが、沿道からタイムを教えられ爆走。「足が折れてでも行くしかないと思った」とこん身のラストスパートが実った。名門・大阪薫英女学院高出身で、MGC出場者には松田瑞生(23=ダイハツ)ら後輩も多い。「新聞とかに私の名前がなくて、私も薫英出身だよと思っていた。後輩の活躍が良い刺激になった」と笑顔で振り返った。

 ▽マラソングランドチャンピオンシップ(MGC) 今年9月15日開催予定の20年東京五輪代表選考レース。女子は国内主要4大会で日本陸連が定めた順位、記録をクリアするか国際陸連公認大会2レースで好成績を収める必要がある。今回の大阪国際女子は有資格者を除く日本人1〜3位以内で2時間28分以内、もしくは日本人4〜6位で2時間27分以内が条件だった。

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