玉鷲 初優勝18・9%、大相撲千秋楽視聴率

[ 2019年1月28日 10:43 ]

<大相撲初場所千秋楽>遠藤を突き落とし優勝を決めた玉鷲(撮影・三島 英忠)
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 関脇・玉鷲(34=片男波部屋)が初優勝を決めた27日のNHK総合「大相撲初場所千秋楽」(後5・00)の平均視聴率は18・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが28日、分かった。

 モンゴル出身の玉鷲は2004年に片男波部屋に入門し、同年初場所で初土俵。08年初場所で新十両に昇進すると4場所連続で勝ち越して同年秋場所で新入幕を果たした。その後5回の十両陥落を経験しながらも地力を付け、15年大阪場所で新小結、17年初場所で新関脇に昇進した。

 初土俵から90場所目の今場所では5日目までに2敗を喫したが、そこから10連勝。12日目には横綱・白鵬と14度目の対戦で初めて白星を挙げて自身初めて終盤戦で優勝争いのトップに立つと、13日目には北勝富士をはたき込んで単独トップに。この日も白星を積み重ねて初優勝を決めた。

 34歳2カ月での初優勝は、年6場所となった58年以降では、12年夏場所を37歳8カ月で制した旭天鵬に次ぐ史上2位の年長初優勝となった。また、片男波部屋からの優勝は71年名古屋場所の横綱・玉の海以来48年ぶり。

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