【玉ノ井親方 視点】玉鷲、チャンスものにする勝負強さは立派

[ 2019年1月28日 09:45 ]

大相撲初場所千秋楽   ○玉鷲―遠藤● ( 2019年1月27日    両国国技館 )

突き落としで遠藤を破った玉鷲(右)(撮影・西海健太郎)
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 玉鷲は優勝が懸かった一番も落ち着いていた。遠藤は一気に前に出てくるタイプではない。相手の出方を見ながら取る余裕があり、冷静に左から突き落とした。今場所は稀勢の里が引退し鶴竜、白鵬が休場した。展開に恵まれたが、ワンチャンスをものにする勝負強さは立派。突き押し相撲は浮き沈みがある。でも一度も休場したことがないように、多少のケガがあっても土俵に立ち続けた。その積み重ねが最後に実った。

 貴景勝は目の前で玉鷲が勝ち、気が抜けたのかもしれない。立ち合いでいつものように当たり切れず、豪栄道に簡単に右を入れられ引いてしまった。この1敗で大関昇進は見送りとなった。ただ、今場所は攻める相撲を14日目まで取れた。来場所は2桁以上が昇進の目安になる。気持ちを切り替え、立ち合いのスピードと前に出る圧力をさらに磨いてほしい。(元大関・栃東)

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