貴景勝、大関昇進見送り 豪栄に痛恨●「低さで負けた」

[ 2019年1月28日 05:30 ]

大相撲初場所千秋楽   ●貴景勝―豪栄道○ ( 2019年1月27日    両国国技館 )

押し出しで豪栄道に敗れた貴景勝(右)(撮影・西海健太郎)
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 最後の壁にはね返された。既に玉鷲の優勝が決まった中で迎えた、結びの一番。低く踏み込んだ貴景勝は豪栄道に頭からぶつかったが「手が伸びなかった」と痛恨のミス。立ち合いの破壊力は影を潜め、大関に出はなをくじかれて後退。あっけなく押し出され、「低さで負けた。押し込めなかった」と悔やしさをにじませた。

 「勝てばそう(昇進と)思っていましたけど、負けましたのでもう一場所見せてもらおうと思いました」と阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)が話した痛恨の1敗。それでも同審判部長は「(春場所は)明確に大関獲りになります」と明言した。今場所11勝で大関昇進の目安とされる3場所33勝には到達していたが、昨年秋場所の9勝がマイナス要因ともされ、来場所は2桁勝利で当確となる。

 今場所13日目には過去3戦全敗だった白鵬を初めて撃破。最強横綱が「うまかった」と脱帽する相撲で成長をアピールした。阿武松審判部長も「突き押し相撲の中では抜群の安定感。取り口も正攻法が増えた。大関に近い力士であることは確か」と評価する。かつては引き癖を指摘した同部長も太鼓判を押すほど、攻撃的になった。

 取組で右足裏を痛め、支度部屋では患部を氷で冷やした。「勝ったら収穫あったかもしれない。負けたから…という感じ」。この思いをぶつける勝負の春場所に向け「もう少し実力を磨いていかないといけない。鍛錬していくだけ」と気持ちを切り替えた。

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