大坂なおみ アジア勢初の世界ランキング1位に 錦織は9位から7位に浮上

[ 2019年1月28日 13:17 ]

トロフィーにキスする大坂なおみ。28日に発表された世界ランキングで1位に(AP)
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 女子テニスの28日付世界ランキングが発表され、全豪オープン初制覇を果たし、昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝を達成した大坂なおみ(21=日清食品)が1位となった。シングルスでアジアの選手が1位に就くのは男女を通じて初の快挙。

 アジア勢の過去最高は、女子で四大大会2勝の李娜(リナ、中国)が2014年2月に記録した2位だった。

 大坂は15歳の誕生日前日の12年10月15日に、1016位で初の世界ランク入り。16年4月4日ににはマイアミ・オープンで3回戦へ進出して95位となり2桁台に突入した。さらに、全米オープンで4大大会日本人初制覇し、18年9月10日には7位、同年10月8日に自己最高の4位に浮上し、女子では1995年に伊達公子、男子では錦織圭(29=日清食品)が2015年3月に初めて記録した日本勢最高位に並んでいた。

 また、男子テニスの世界ランキングでは、錦織が前回9位から2つ上げて7位へ浮上した。錦織は全豪オープンで8強入りを果たしたが、準々決勝では右太腿の負傷で途中棄権していた。

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