崖っぷちの稀勢 田子ノ浦親方、進退に言及「本人しか決められない」 4日目は結びで錦木と

[ 2019年1月15日 12:11 ]

稀勢の里
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 日本相撲協会は15日、大相撲初場所4日目(16日)の幕内の取組を発表し、進退の懸かる場所で初日から2連敗を喫した横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)は、結びで平幕・錦木(28=伊勢ノ海部屋)との初顔合わせとなった。

 昨年秋場所千秋楽から7連敗(不戦敗を除く)で、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降では貴乃花に並ぶ横綱ワースト記録となった稀勢の里はこの日朝、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋に現れ、報道陣に非公開で朝稽古を行い、3日目の平幕・栃煌山(31=春日の部屋)との一番に備えた。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「当たり前ですけど、思い切り自分の相撲を取れば結果が出る。歯車がかみ合えば。場所では(稽古場と違って)思うようにできていないが、勝ち星がついてくれば相撲も変わってくる」と期待した。稀勢の里の進退については「本人しか決められないので、頑張って行ける方向にやってあげるしかない」と話すにとどめた。

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