京口、TV生出演で“2階級制覇効果”実感「試合以上に緊張する」

[ 2019年1月15日 16:29 ]

井上トレーナー(後方)が見守る中、シャドーボクシングを行う京口
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 昨年大みそかに2階級制覇を達成したボクシングのWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(25=ワタナベ)が15日、東京・五反田のワタナベジムで練習を再開した。

 京口は昨年8月に2度防衛中だったIBF世界ミニマム級王座を返上。大みそかにマカオでヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)に10回終了TKO勝ちし、ジムの先輩・田口良一(32=ワタナベ)が失ったベルトを取り戻した。京口は「試合前に理想としていた展開通りに出来た。老かいなチャンピオンを相手にイメージしていたボクシングがやれたことは自信になった」と振り返り、「食べながら(体重を)と落とせたし、リバウンドしにくい体をつくれて、不摂生がなければ、長くやれると思う」と、あらためて適正階級であることを強調した。

 2階級制覇した実感は「あまりない」というものの、18日にはTBSの朝の情報番組「あさチャン!」への生出演が決定。「スタジオに呼んでもらえるなんて今までなかったこと。試合以上に緊張する」と言いながら「みなさんに覚えてもらえるようにアピールできたら」と話した。

 今後については春ごろの初防衛戦を計画。渡辺均会長は「何回か防衛を重ねた上で近い将来には他団体の統一戦とか、レギュラー王者との統一戦などボクシング界が盛り上がるような試合をさせたい」と構想を明かした。京口自身は今年への意気込みを「乾坤一擲」の四字熟語に込め、「年末には大きな勝負をしたい」と意気込んだ。

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2019年1月15日のニュース