真央SP首位、男子の羽生は2位発進/ロシア杯

[ 2011年11月26日 01:06 ]

女子ショートプログラムで1位の浅田真央

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、ロシア杯は25日、モスクワで開幕し、女子ショートプログラム(SP)は浅田真央(中京大)が64・29点で首位に立った。アリョーナ・レオノワ(ロシア)が63・91点で2位につけ、今井遥(東京・日本橋女学館高)は55・20点で6位。

 浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は跳ばなかったが、ほぼ完璧な演技だった。今大会は2位以内に入れば、3季ぶりにシリーズ上位6選手によるGPファイナル(12月・カナダ)進出が決まる。

 男子でGPファイナル初進出を狙う16歳の羽生結弦(宮城・東北高)は自己ベストを更新する82・78点でSP2位。ジェレミー・アボット(米国)が83・54点でトップ。

 ペアSPはアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)がトップに立ち、川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が2位につけた。

 ▼浅田真央の話 SPはミスが許されないと思ったので緊張したが、まずまずの演技ができた。(トリプルアクセル回避は)先生と話し合って、自分の判断で決めた。

 ▼今井遥の話 今できることはしっかりできた。連続3回転ジャンプを入れていないので、点数はこのくらいかと思う。フリーは落ち着いていい演技をしたい。

 ▼川口悠子の話 ファイナル進出が決まっていても、シーズン初めからこの大会に出ることは決めていた。今大会は力まずにどれだけ普段の力を出せるかのテスト。

 ▼羽生結弦の話 演技点の方が狙っていた点に近かった。ステップのレベル4はよかったと思う。4回転はミスをしたので悔しいなと思ったが(十分に)回っているとは思った。(共同)

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