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味わい深いマアジ初釣り LTに「パワーイソメ」で50匹

[ 2024年1月23日 04:30 ]

良型マアジをゲット!小気味良い引きの感触はたまらない
Photo By スポニチ

 【石坂衣里の何でも釣ってやろう!】癒やし系の“釣り姉貴”こと石坂衣里が、東京湾奥のライトタックル(LT)のマアジ釣りに挑戦した。釣り味はもちろん、食味も楽しめる“アジ”なターゲット。数釣りはかなったのだろうか。

  偶然ですが2年連続で初釣りがマアジとなりました。

 マアジ釣りはビギナーでも十分に楽しめて、入門にもピッタリとよく聞きますよね。釣りを始めた頃の気持ちを思い出しながら東京・葛西橋の第二泉水から出船しました。

 実は横浜方面までの移動時間が何より楽しみの時間なのです。羽田空港の近くを通るので頭上を飛ぶ飛行機の迫力は圧巻で、さらに進むと、映画に出てきそうな工場地帯を眺めながら通過できる。釣り人しか体験できない“ぜいたくクルージング”。居眠りなんてしていたらもったいない。

 この日はお天気も良く、最高の釣り日和。ポイントの水深は約18メートルで、指示ダナは底上2~3メートル。仕掛けは全長2メートルの片天2本バリ。天ビンとコマセカゴは船宿でレンタルしました。「今年もよろしくお願いします」の気持ちを込めて、釣りスタート。1投目から25センチほどの金色に輝くキレイなマアジが釣れて幸先良し。サイズも良いのでゴン、ゴンゴンッとダイレクトに伝わる小気味良い当たりが気持ちいい。今年の1匹目を記念に写真に収めようとしていたのに、釣りに夢中になりすっかり忘れておりました(笑い)。

 船宿から支給された青イソメを使っていたのですが、途中からはマルキユーの人工餌「パワーイソメ」にチェンジ。これ青イソメそっくり。ハリに付けるのも簡単だし、何より餌持ちがよいので、手返しがよくなる。さらに、生きた虫餌が苦手な人にもオススメアイテムなんです。パワーイソメに変更してからもコンスタントに良型を追加していき、早々にお土産が十分釣れて気分は上々。

  2時間ほどたった頃、次のポイントへ移動。そこでも良型が遊んでくれるものの、なぜかなかなか一荷が来ない。追い食いさせようとス~ッと竿を50センチ~1メートルほど誘い上げたり、コマセをまいた後、誘わずに待っていても連チャンとはいかず。コンスタントに一荷を達成している人の釣り方をマネしてみても、なかなか達成できず…。モヤモヤしたまま釣っていたら、あっという間に沖上がり間近。釣りを楽しむモードにチェ~ンジ!一匹、一匹を丁寧に釣り上げて、50匹を達成。充実した初釣行となりました。

 釣るのはもちろん楽しく、何より食べてもおいしいマアジ。「味のよい魚」、鰺という漢字なのも「おいしくて参ってしまう」から名前が「アジ」となったという説があるそう。論より証拠!食べてみれば納得です。


 ◇当日のタックル 竿=ライトゲームBB・Type73MH195、リール=バルケッタ300HG(以上シマノ)

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、葛西橋・第二泉水=(電)03(3645)2058。出船時間は午前7時、乗合料金は1万円。

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