×

「一魚一会」の心で楽しみたい 釣り担当から“あけおめ”

[ 2024年1月4日 07:22 ]

師走の釣行は絶好調!!調子に乗ってカワハギの口まね?
Photo By スポニチ

 【釣り担当からあけおめ】2024年初釣行の結果はいかがでした?スポニチ釣り担当も釣り界を盛り上げるためさまざまな“釣戦”をしていきます!

<人生の節目で変化 虚心坦懐、釣りを楽しもう>
 昨年は「還暦」と「定年」、人生の節目を迎えた一年だった。とはいうものの時は止まることなく未来へと向けて流れていく。「ゆく河(かわ)の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」(鴨長明「方丈記」)である。

 河の水と同じく人は変わる。いや変われる。欲が減じた分、肩の力も抜けた。そうすると不思議なもので、釣りもまた上達したような気持ちになった。

 師走、神奈川県小網代・丸十丸でカワハギを狙った。「上で当たりをとり、下へと誘って底で食わせる」の釣り方がハマった。極意をつかんだ、と調子に乗るところは昔から変わらない。

 さて今年は?「一魚一会」の心で、虚心坦懐(たんかい)、釣りを楽しもう。(笠原 然朗)

<体力に不安も…“還暦の手習い”大型マアジを>
 年頭の目標は30センチ超のマアジを釣り上げることだ。ベテランには容易なことだろうが、初心者としては万里の長城を目の前にした気分になる。

 昨年11月、還暦を機に始めた釣り取材。マアジを狙ったが初回は荒天による船酔いもあって10匹で最大14センチ、2回目は計18匹で最大23センチ。師匠・柿ノ木早苗さん(銀座のバー「Cavallo」経営者)も「タナを探りながら大きいのを狙ったこともありましたが、うまくいったためしがありません」と苦笑い。なるほど、師匠でも容易ではないのか。

 社内の釣り達人から「大型を狙いたいならビシ船に乗れば!?」とのアドバイス。体力に自信がない小生としては、電動リールの扱いに不安が…。(牧 元一)

<ゆかりの川や湖へ 「三平」ばりに幻の滝太郎追う>
 故矢口高雄さんの「釣りキチ三平」で釣りに目覚め、自転車で行ける範囲の河川、湖沼はほぼ制覇した少年時代。だが“釣りキチ”な大人にはならなかった。釣りに行くのは年に1、2回あるかないか。ただ矢口漫画が好きなだけの人になっていた。

 そんな記者が昨年7月から釣り担当に。ならば「三平」ゆかりの釣り場に行きたい。あんな釣りをしたいと、釣行記事「三平探訪」を月1で連載中。三平の故郷の川や、劇中で描かれた青いフナがいるという山上湖に足を運んで、“呪いウキ”を自作し、少年時代に戻った気分で釣りを楽しんでいる。「絶対釣れない」と思いつつ、幻の魚「滝太郎」に挑戦したいと思っている。(岩田 浩史)

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る