×

マイカ胴長20センチ 沖目狙いが奏功して「逆噴射の引き」を堪能~泊村兜千畳敷~

[ 2022年8月12日 05:30 ]

苦戦の末、やっときたマイカ
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】8月に入り、道東エリアからは早くもカラフトマスの釣果に交じってサケの釣果も聞かれるようになった。5日、夏物の釣りとして人気の磯からのマイカ釣りへ。予報以上の風に終始悩まされ、やや苦戦となったが、マメイカとは違う逆噴射の強い引きを味わうことができた。

 釣り場は西積丹泊村の兜千畳敷で、降り口に車を止めたのは午後6時過ぎ。ショアブリのポイントとしても人気で、降り口から見える範囲だけでざっと10人ほどが夕まずめのブリ狙いでルアーをキャストしている。この時点で、風は左手からの南東風がおよそ7~8メートルとやや強風の域。3メートルほどの予報との差に悩みながら磯へと降りた。

 軽い仕掛けを使うイカ釣りの場合は横風はNGとなるため、岩内港向きのポイントはパスし、少しでも追い風で竿を出すべく満員の先端部右手の少し下がった地点からの釣りとした。釣り方は5号の電気ウキに、5号のイカテーラー仕掛けに塩サバの切り身を付けた餌釣り。「昨日はかなり薄くて苦戦だった」と先客が言ったとおり、何度も投げ直しと餌変えをしても当たりはない。

 ようやく弱い当たりが出たのは同9時前。やっと来たペンシルサイズをリリースし餌を変えて打ち直すと、今度ははっきりとウキが沈む当たりで胴長20センチのマイカだ!その後、また沈黙の時間が過ぎ撤収する人もチラホラ。風も相変わらずの強風気味で、満潮からの潮の動きに期待して深夜0時までと決めて粘ることに。イカが薄いのなら少しでも沖目を狙おうと、ウキを外しフルキャストでの引き釣りに切り替えると、ほどなくしてズシッと竿が入って同型のマイカの引きを再び楽しんだ。しかし、当たりは続かず時間通りの納竿となった。

 月の大きさ、風、潮などに左右されるマイカ釣り。今後は、どっしりとした引きの胴長25センチ超えも狙える時季へとシフトしていくのでぜひ再戦したい。(スポニチAPC・永井 良春)

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る