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小型でもピチピチ元気な30匹 「新アカ」ポイントから次々に攻略

[ 2022年7月18日 18:11 ]

釣果を見せる左から花井さん、中村さん、石井さん
Photo By スポニチ

 山梨県奥道志川に釣友3人と釣行した。7月に突入し、ホームグラウンドで元気印のアユと遊べるか?ワクワクしながら出かけてみた。 (スポニチAPC・諏訪本 修三)

 例年なら6月20日に解禁した奥道志川。例年ならその日を狙って釣行してきたが、今年は諸事情で出かけられなかった。

 解禁の日の釣果は「まずまずだった」と地元・道志村の釣友からは聞いていた。

 同行の釣友は、私も所属する狩野川をホームグラウンドにしている「旭友会」のメンバー3人。東京都国分寺市の花井城助さん(77)と神奈川県相模原市の石井良秋さん(66=会社員)と東京都八王子市の中村源幸さん(59=会社員)だ。

 皆さん、釣り歴も長く、落ち着いた釣りでアユと遊べるメンバーである。

 戸渡集落に午前6時半に集合。駐車場で釣り支度を済ませ釣り場へと向かった。解禁から晴天で暑い日が続いたため水位は約10センチの減水状態。それを見たベテランの花井さんは直近の通称・赤石淵の深みをじっくり狙うことに。石井さん、中村さんと私は上流へと向かい、途中で石井さんはいつも狙う瀬に陣取った。私はさらにドライブイン下の深みを、中村さんはさらに上流のエン堤上から下流側へ向かいながらゆっくりと拾い釣りをするという。

 私は、少し減水気味でアカ腐れもある状態なので、膝ぐらいの水深で水通しの良いポイントと底の小さな玉石に新アカの付いているチャラ瀬を狙った。1匹目のアユはわずか1分くらいでオトリを追ってくれた。17センチほどで魚体の金星模様も大きい。

 しばらく網の中で泳ぐ野アユを見つめた。アユを優しくつかんだ左手はスイカの香りが爽やかに残る。川面を駆け抜ける涼風と相まって気分は最高潮だ。
 
オトリを野アユに替え、ポイントを次々に攻略した。釣れるアユは13~20センチの小型が中心だが清らかな水で育ったアユはヒレも長く元気。引きも強く、愛竿を絞ってくれた。

 時折、下流に目をやると石井さんも次々とアユを取り込んでいた。

 正午にいったん竿を畳んで集合場所の赤石淵に戻った。この時点で4人の釣果はおのおの20匹ほど。昼食を挟んでの午後の釣りは赤石淵から下流を狙った。結果、平均釣果は各人30匹だった。

 順調な降雨・日照でアユも成育し、今シーズンも9月いっぱいは友釣りが楽しめそうだ。

 ▼釣況=下流部は両国屋=(電)042(787)2023、中流部は七滝荘=(電)0554(52)2107。上流部は新津商店=(電)同(52)2011。または道志村漁協=(電)同(52)2966。

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