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梅雨入り前に イサキ前線接近予感28匹

[ 2022年6月1日 07:08 ]

丸々と太ったジャンボイサキも
Photo By スポニチ

 【芸人が釣る】梅雨入りを前に各地でイサキが釣れている。吉本興業のお笑いコンビ「官兵衛」の伊藤貴之が乗り込んだのは福浦・よしひさ丸。初挑戦の釣り物だが、“おもてなし”の心いっぱいの船長のおかげもあって爆釣を体験!

 「梅雨のイサキは抜群にうまい!」

 このせりふを何度釣り人や船長たちから聞いたことか。意識してイサキを食べるないし、釣ったこともない若輩者のイトーとしては「え?そんなヤバいん?みんながそこまで言うならマジで行きたいねんけど」状態になり、いても立ってもいられずよしひさ丸に飛び乗りました。

 よくよく考えてみたら、LTアジは経験あるもののがっつりコマセ釣りはやったことがなかったので高橋勝久船長からレクチャーを受けて準備完了。この若船長が、見た目は茶髪の若い兄ちゃんなのにもうめちゃくちゃ丁寧で優しい。説明も分かりやすい。
 そのおかげで、1投目投入して誘いを入れタナを合わせたら一瞬で25センチのイサキが釣れました。船内1匹目ロケットスタート完了!

 船長から「今日の目標は?」と聞かれ「20匹!」と調子に乗って答えると「大きく出たねー。初めてで20はハードル高いよ」と。何クソ!燃えてきた。

 1匹目がたまたますぐに釣れたから大風呂敷広げてみたものの、やはりそんな簡単ではないようでそこからポツポツは釣れるものの自分だけ釣れない時間帯に入りました。

 そんな時は、得意のハイエナ釣法。周りで釣れてる人の誘いや動きを徹底的に観察してパクる。するとまた釣れ出し、谷間の時間から抜け出すことに成功。慣れてきたイトーを見て、船長が多点掛けのコツを新たに授けてくれました。

 すぐその通りにやると見事ダブル成功。教え方うまっ!

 アナウンスも聞き取りやすく、丁寧にタナの説明やどこの釣り座から魚が入ってくるかなど、親切の行き届いた最高の船でした!

 結果は最終的に28匹。20匹はクリアしたものの、内心竿頭を狙っていたので悔しかったです。竿頭は43匹。どうやらそんな甘い釣りではないようです!

 梅雨イサキは、洒落ならんくらいにうまかったです。若船長!また遊びに行かせてもらいますね。

 ◎芸人こぼれ話

 先日、「官兵衛」の相方、石橋俊春の顔が肌荒れしていて、顔左半分だけニキビができていました。

 別の芸人が石橋の顔を見て「うわ、怖っ!漫才の時の伊藤の立ち位置の方だけ石橋の肌荒れてるやん!伊藤のせいやん!」と指摘してきたので「何でやねん!たまたまや!」というやりとりを無邪気にしていた…という内容を、コンビのYouTubeラジオで配信しました。

 笑いながらそんな話をしていたのですが後日、その配信を見たという昔の彼女から突然連絡が来ました。

 「実はあんたと付き合ってた時だけ肌荒れがひどくて皮膚科に通ってたの!私は顔右半分だけ肌荒れしてたのが不思議だったけど、あの配信でやっと謎が解けたわ。あんたがいつもベッドで寝てる側が右だったのよ」と。

 ◇伊藤 貴之(いとう・たかゆき)1986年(昭61)生まれ、岐阜県出身。18年に石橋俊春とお笑いコンビ「官兵衛」を結成しデビュー。

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