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5点掛けヤリ~イカの和式パスタ ブランコで何年ぶりかのギシギシ感

[ 2022年3月22日 07:11 ]

パンパカパーン!どうだ5点掛け          
Photo By スポニチ

  【一釣一品 食べま専科】ヤリイカ和式パスタを食す。終盤を迎えたヤリ。日によって差はあるけれど手堅そうだ。スルメ交じりと聞いて直結見分も兼ねて腰越・飯岡丸へ。(スポニチAPC・町田 孟)

 イカ姫を狙う直結って、ドンファンかジゴロみたいだナ。手管なんかいらない。短期集中で一気に攻め落とす。三浦徳人船長=写真=は言下に「あれを扱うのはプロ。仕掛けを緩めずたぐり上げるのは年季がいる」。

 それに比べブランコはアマチュアの恋愛か。ユラユラ、もじもじ成就に時間がかかる。根気よく誘い、時間をかけてゲット。

 【釣戦】結局、直結は失敗だった。まずお土産確保でブランコ。ところが乗りが渋い。やっと「底に反応がある」。船長の知らせに探りをベタ一本に絞った。ポツポツと稼いだ後本日のハイライト!5点掛け。何やらモヤモヤーっとしていた。そろりとリールを1回転、もう1回転。ズシリと重みを感じて電動のスイッチON。何年振りかのギシギシ感だった。

 ヤマシタ「ピッカピカ針」11センチ5本のツノの間に挟んだ日の丸スッテを見て「やっぱりそれがあるといいんだ。サバがいなけりゃブランコに限る」。イカ追い船長の御託宣だ。ここで直結に替えたんだ。が、うんともすんとも。そそくさとしまい込んださ。

 【クッキング】冷凍うどんを使う。以前、春野菜との炒め物にトライしたでしょ。ちょいとアレンジしてキャベツのザクとスナップエンドウ。ニンニクはお好みで。ヤリイカは小ぶりなのを1人2匹。胴、ゲソ、それにワタを抱いた部分4匹分。野菜を軽く炒めたら戻したうどんをバサッ。バターをたっぷり落とし、酒と薄口しょう油で味を調えればパスタ・ジャポニカ。

 久々の釣りイカに家人いわく。「やっぱ買ったのと全然違う。毎週でも行ってよ」。シャクリ続けるって相当シンドイんだぜ。足腰立たなくする気か。

 ●100分の1以下の確立

 左ヒラメに右ヒラメ?北区の竹矢昌隆さんから届いた写真だ。千葉のヒラメ大会で「ぶっちぎり優勝」した13匹の中に鎮座。残念ながら締めてしまった。生かしていれば水族館モノだったかも。“右”の確率は1000分の1以下だとか。

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