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ワラサ引き込まれる面白さ とりこになりそう!“釣り姉貴”初GET

[ 2021年12月1日 07:10 ]

人生初ワラサを釣りました
Photo By スポニチ

 【石坂衣里の何でも釣ってやろう!】ヘラブナから海釣りまで何でもござれの癒やし系“釣り姉貴”石坂衣里が乗り込んだのは勝山・庄幸丸。狙うのは“海のスプリンター”ワラサだ。

 コマセは船宿支給のオキアミ。ポイントへ移動中に付け餌用の形の良い物を探して確保しておきます。15分ほどで勝山沖に到着。庄司徳勝船長が分かりやすく釣り方を実践してみせてくれます。

 コマセを海面から25メートルのところからまき始め、竿先が垂直になるまでゆっくり上げる。上げた分の糸を巻き取りながらコマセを出して指示ダナの20メートルで止めて待ちます。

 タナ取りはリールのカウンターだけでなく道糸のマーカーを見ながら正確に。1~2分ほどして当たりがなければ仕掛けを回収しコマセを詰め、餌のオキアミを付け直して再投入。本命のワラサ釣りの浦賀沖のポイントへ移動すると、そこには釣り船の船団ができていました。

 ここでの指示ダナは海面から28メートル。開始数分後にいきなりドーンとロッドが海中に突き刺さり電動リールのスイッチオン!ラインを勢いよく引きずり出す猛烈な引きに私の体は海に落ちそう。すると…プツンと糸が切れてしまいました。

 私の魚とのやりとりが原因。魚が勢いよく引いている時は竿を下に向けて魚の動きに任せるのに私は竿を立ててしまったので切れたようです。

 船団から少し離れたポイントへ移動し、潮が変わったタイミングで当たり。ハリ掛かりし、巻き上げ開始。「今度こそは…」と釣り上げたい一心で、魚が引いたら竿先を下げて魚の抵抗をかわし、引きが弱まったら竿を立てて巻き上げます。

 魚との対面も間近になりビシをコマセのカゴに置き仕掛けの6メートルのハリスを手で手繰るのですが、素手の私は痛くて痛くて悪戦苦闘していると船長が助っ人に!無事に人生初のワラサをゲットすることができました。

 船中全員が本命を手にして沖上がりの時間が迫り、私のラストの1投にヒット!しかしワラサを取り込む寸前に、なんと大きなサメが水面に現れてその魚をガブリ。物凄い迫力で思わず叫んでしまいました。

 強烈な引きを体験してしまい、ワラサ釣りのとりこになりそうです!

 ◇石坂 衣里(いしざか・えり)1979年生まれ、群馬県出身。釣り糸「サンヨーナイロン」アンバサダーとして活動。ヘラやトラウトの淡水をはじめ、沖釣りへも通い詰める癒やし系釣り姉貴。

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