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GoGoタカノハ55センチ 赤潮の影響受けないポイントで勝負~日高西部海岸~

[ 2021年11月19日 05:30 ]

良型のタカノハとカジカを手に笑顔の筆者  
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】今季の日高中東部沿岸は夏場からの高海水温と大規模な赤潮の影響なのか、例年なら最盛期真っただ中のはずの現在でも低調に推移している。今回は、赤潮の影響をさほど受けていない日高西部海岸へカジカ、タカノハ狙いで向かってみた。

 14日午前2時、天候が心配されていた日高町清畠付近は風弱く星空と穏やか。ただ前日からのうねりが残ってポイント探しに苦労し、うねりが弱まりだした同4時に開始した。ネット仕掛け、餌はソーダガツオの血合い漬けとイカゴロ、コマセは赤アミで沖合70メートル付近の隠れ根付近へ打ち込む。1投目から小さな当たりが続くが全てドンコで、1匹目は30センチと小ぶりでリリース。そして、夜明け前に竿尻を持ち上げる引き込みを見せたカジカは48センチとまずまずの型物だった。

 夜明けからはタカノハ狙いに変更した。うねりもかなり弱くなり釣りやすいが、餌取りらしき動きはあるもののタカノハの反応はない。何とか38センチのカジカを2匹追加。午前10時ごろから降りだした雨でやる気をなくしかけた時、強めの前当たりの後に糸フケを繰り返す大型タカノハらしい当たりが来た。焦らず十分に食わせた後、竿を上げるとズッシリとした重量感とともにゴンゴンと抵抗する感触に型物タカノハと確信。身厚の55センチとまずまずの良型だ。その後、風雨と波が強くなり終了したが、気分の良い竿じまいとなった。

 カジカは好調さを感じる内容で今後50センチ超えの大物が期待できそう。タカノハはそろそろ終漁の感はあるが、もうしばらく狙えそうでこちらも大型の期待は大。いずれも11月下旬ごろまでが勝負となりそうだ。(札幌市・佐藤 貢)

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