代打「銀兵」でヒラメ90センチ 驚異の打率10割!!生き餌は養殖ウグイ

[ 2021年10月22日 07:59 ]

90センチの座布団サイズを釣り上げた秋葉さん
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 【ガイド】野球に例えるなら餌は「4番マイワシに代わりまして、代打銀兵(ぎんぺい)」期待の登場だ!その打率はなんと10割。秋の荒食いヒラメを狙って宮城県閖上沖に繰り出した。(スポニチAPC 菅野 順也)

 水温が適正となり、絶好の食いが続いている仙台湾のヒラメ釣り。しかし、ここ数年は後半に餌となるマイワシの確保が困難となる事態が発生している。生き餌が必須アイテムのヒラメ釣りに表れた救世主が「銀兵」だ。

 この魚は養殖された12センチほどのウグイで、とても体が丈夫なのが特徴。淡水に棲息するが近縁種に海降型も存在し、海水への対応力は抜群に良い。

 午前5時半、閖上港から出船した永勝丸は航程40分で水深22メートルのポイントに到着。遠藤学船長より「今日はマイワシの代わりに銀兵を餌に使います。手元のオケから飛び出しますので注意してください」のアナウンスで釣りを開始した。

 オケから飛び出るほど元気が良い銀兵の上アゴに親バリ、尻ヒレの付け根に孫バリを装着して、水面でマイワシと変わりなく泳ぎ回る姿を確認してから海底へと送り届けた。仕掛けが着底したら、銀兵は岩陰に潜る性質があるのでタナは若干高めに設定。「ゴツン」と、前当たりなしで私の竿が絞り込まれた。一投目から62センチがヒットした。

 この船に長年通っているという、仙台市・佐々木正さん(76=パート)は「ヒラメ釣りは当たりが来てから待って駆け引きするところが他にはない面白さだね」と64センチを釣り上げた。

 銀兵を餌にしてのヒラメ釣りは初めてという、仙台市・庄子正一さん(72=造園業)は「淡水の魚を餌にして釣れるのか半信半疑でしたが、イキが良いので食いも良いですね」と、代替え餌の効果を実感していた。

 遠藤船長によると「この餌は食い込むまでが速く、ハリ掛かりする率が高いですね。歯形だけが残されて、フッキングの失敗をあまり見ませんね。広範囲に泳ぐように竿で誘いを入れるのがコツですよ」とのこと。
 ひときわ大きく竿を曲げた、仙台市・秋葉実さん(63=会社経営)は「誘いを入れたら突然食ってきたので驚きました。今まで釣った最大は79センチでしたので、この餌で記録更新ですよ」と、90センチを浮上させた。

 私の釣果は9匹。なんと当たりが9回で全てヒットの打率は10割、代打策は大成功だった。

 ▼当日使用のタックル 竿=がまかつ「がま船 シーファング ヒラメMH―270」、仕掛け=同「ヒラメ3本チラシ仕掛」親バリ5号、ハリス4号。道糸=ヤマトヨ「PE JIGGING 8 BRAIDED」3号。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、閖上・永勝丸=(電)090(8255)6083。午前5時集合。乗合料金1万円。

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