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沖堤防は出合いがいっぱい!! カサゴ、カマス、ネンブツダイ

[ 2021年6月19日 07:13 ]

同行した石坂衣里さん(左)と仲良くカサゴ
Photo By スポニチ

 【釣美女主義】年間200日釣行をする“釣りガール”金澤美穂が挑戦したのはエギング。静岡県西伊豆の沖堤防でアオリイカを狙った。早生まれのイカや産卵前の良型の居残りイカに期待したのだが…。

 田子漁港・万集丸で港から5分ほどの沖堤坊へ渡船。シマノのインストラクター、新保明弘さんに釣り方をレクチャーしてもらいました。

 基本動作は遠投して餌木をボトムまで沈めてスラッグジャーク。その後フォールで当たりを感じられるように集中します。この当たりを取る動作が苦手で、どれが当たりなのか分からないのです。

 アオリイカが水中に泳いでいるのが見えるものの、どうやらベイトとなる小魚が多くて餌木に反応せず、小魚ばかりを追ってしまっている様子でした。

 朝の良い時間帯に当たりはなく、ルアーでの根魚狙いに変更。タックルはエギングタックルのままで、ジグヘッドにワームを付けたものを使いましたが、これもなかなか反応が出なかったので今度は小さいメタルジグを使用。すると突然魚が回遊して来たようで、誘い続けているとヒット!カマスがバタバタと釣れました。

 今度は持参したハリとハリスで胴突き仕掛けを即席で作り、堤防にくっ付いている貝を割って餌にして足元に落としてみました。

 底まで落として反応を待ち、反応がなければ移動して狙ってみました。するとカサゴやネンブツダイなどの魚を釣り上げることができました。

 引き続き底を探っていると堤防の際が深くなっていることに気付きました。そこで仕掛けをそのくぼみを狙って落とし、底に着いたらジッと待ってみると、プルプルと小さな当たり。ゆっくりと聞き合わせてみると急に強い引き込みが…。澄んだ水の中で見えたのは60センチほどの大きな魚影。こんな大物が釣れるとは思ってもいなくてタモははるか遠くに置きっ放し。ラインもエギング用のままなので細く、一気に走られて切れてしまいました。

 いったい何の魚だったのでしょうか?

 エギングの他にルアーや餌釣りの道具も少し持っていくことで、いろいろな魚と遊べるのが沖堤防釣りの魅力。田子漁港の沖堤防は、港から近く足場も良くて初心者の方にもオススメです。

 ◯…日によっては30度を超える日が出てきました。この時季は肌の日焼けに気を取られますが、目の日焼けにも気を付けることが大切。強い紫外線を長時間浴びると視力が落ちたり角膜炎にもなるらしいので、釣りをしている時は偏光サングラスをかけるようにしています。キャストの多い釣りの時は安全対策にもなりますからね。

 ▼釣況 田子漁港・万集丸=(電)090(4201)0017。電話をすれば港までトイレの送迎をしてくれるので女性でも安心

 ◇金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ、神奈川県出身。SNS上の釣りリポで注目を集め、現在は釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。年間釣行は200日以上。

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