うまさドカンとホウボウ「軍艦焼き」 筋肉質の背に具材乗せ洋風に

[ 2021年1月5日 14:12 ]

 身をくねらせるマダムホウボウ                              
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 【一釣一品食べま専科】ホウボウを食す。「軍艦焼き」ってのに挑んだ。和食を参考に、魚の背中に具材など乗っけて焼くのを洋風にアレンジ。そういえば寿司にも軍艦巻きってあるよね。ホウボウなら平塚・庄三郎丸だ。(スポニチAPC 町田孟)

 冬の海の使者だ。潮が澄むほどご機嫌になってお出ましになる。あの大きなセンスをひらひらさせながら、海底をしゃなりしゃなりと歩き回る。赤いチャイナドレスをまとった妖艶なマダムってとこか。体つきは想像するより筋肉質。ムチムチというよりは、パンと張って弾力がある。なめてかかると鼻で笑われちまうよ。

 案外肉食系でね。イキがいいのを見つけるとパクリと食っちまう。それからの反応が凄いのなんの。ズンズン、ガクガク!たまらんねえ。ファンが多いのもうなずける。

 【釣戦】仕掛けは船宿特製「船師魂」。幹、ハリスとも4号で全長150センチ、枝が20センチ。オモリは30、40号。

 餌はサバの切り身をチョン掛け。底から2・5メートルくらいまでを小刻みにシャクるのが基本。問題は幅だ。中村友紀船長=写真=は「潮が汚れているので魚の反応が良くない。リール6分の1か5分の1回転くらいで誘って。じらす感じでアピールしてよ」。あとは竿先の変化を捉えること。いわゆるモタレだ。「そこで鋭く合わせられるかが分かれ目」。当日の釣れパターンをつかむのは鉄則だ。

 水深は12~15メートル。ポイントに到着してすぐさま明確な当たりが3、4回続き即合わせが効いた。しかしその後は、なかなかの状態でモタレ頼みに。こうなると集中力と反射神経と根気の釣り3要素勝負だ。が…寄る年波、2人分のおかず程度にとどまった。まあ良しとするか。

 【クッキング】ウロコを引き背開きにする。内臓を処理。浮袋と真子があったら取り置いておく。背骨の逆サイドにも切れ目を入れたら、キッチンバサミでチョキンと切り取ってしまう。これで甲板ができたでしょ。

 まず塩コショウ。フェンネル、オレガノ、セージなどのハーブを軽く散らしてもいいかな。その上に好みのキノコを乗せる。ちょいバターもありだ。フライパンにオリーブオイルを熱し、軍艦を腹から滑り込ませる。腹側に小麦粉を薄くつければパリッと感が出るかな。

 浮袋、真子は軽く湯がいてポン酢あえに。

 どちらかといえば和が好みの家人。食レポ気取りで「こんなの初めてお目にかかった。どれどれ」。いきなりパックリ。そりゃあなた、まるでホウボウ。大年増だがネ。

 ○…もう何度目になるのだろう。またまた塩谷広樹さん(45)と顔を合わせた。横浜市・綱島のコンビニ店長。庄三郎丸の名物釣り師で、鬼と呼ばれるルアーの使い手だ。当日は舳先(へさき)に陣取ってジギング。あれよあれよと24匹をゲットした。「メタルよりカブラに反応しましたね。今日は底から1メートルいかないくらいをユラユラ誘う感じで攻めました」。イナダとの異種一荷を含め、42センチと40センチの“大物”もクーラーに収まっていた。

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