季節を先取り マダイ2・3キロ

[ 2020年3月15日 07:26 ]

この日最大の2・3キロのマダイを釣り上げた菊池芳則さん          
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 【釣り新鮮便】暖冬の影響もあり、例年よりも早く産卵を控えた魚が動き始めたようだ。釣り人のボルテージが上がる中、狙いたいのがマダイだ。沖釣り好ターゲットなのはもちろん“百魚の王”の異名を持つ。早速、勝山・庄幸丸に足を運んでみた。(後藤 賢治)

 庄司剛船長からの釣り方のレクチャーからスタート。釣り場まではわずか10分で到着した。

 仕掛けはVARIVAS「船仕掛けシリーズ・マダイ」のハリス3号、マダイバリ8号、全長10メートルを使用。庄司船長の「ハイどうぞ」の合図で一斉に仕掛けを投入する。

 指示ダナは20メートル。仕掛けをいったん25メートルまで落としたら、コマセを3回に分けてまきながら、指示ダナまで上げてくる。その後、竿を立てるようにして1メートルほど誘い上げて、ゆっくりと竿を戻した瞬間「ワン、ワン」と当たり。1キロ弱のマダイをゲットした。筆者にとって庄幸丸は18年ぶりの乗船。しかも船中第1号というご褒美が待っているなんて…。とはいえ、大アジ、大サバがポツポツと釣れるが、本命は後が続かない。底潮が動かず、僚船とも苦戦している様子だった。

 すぐに切り替え、船を走らせること30分。すると1投目から、左舷にいた江戸川区の針替好弘さん(57=会社員)に当たり。1キロ級が出たと思ったら、今度はその隣の同区の末松友孝さん(56=会社員)に1・5キロのマタイがヒットした。

 さらに場所を替え、今度は岩井沖へ。船長の号令で仕掛けを落とすと、右舷の千葉市の佐藤稜さん(21=大学生)の竿がギシギシとしなり、上げてくると立派なマハタ。本人も「釣りは4回目。うれしいです」と笑顔を見せたが、さらに佐藤さんの竿がしなった。2キロ弱の本命に「海釣りにハマっちゃいますね。今は就活中ですが、この勢いで就活頑張ります!!」と頬を紅潮させていた。

 マダイ以外に掛かる魚は大アジ、大サバ、キントキ、ハタなど多彩。左舷トモの埼玉県和光市の菊池芳則さん(63=会社員)の竿が満月状態。この日最大の2・3キロが釣れ上がった。菊池さんにとって岩井沖は、6・5キロも上げたこともある相性のいいポイントだそう。コツを聞くと「必ず食ってくる時合がある。その時に真剣に誘うことが大切。付け餌のオキアミは、丁寧に真っすぐにハリに通すこと」と教えてくれた。あと1カ月もすれば、乗っ込み前の荒食い期に突入。マダイからしばらく目が離せない。

 ▼マダイの栄養価 高タンパク質の割に、脂肪が少なく低カロリーなのが特徴。タンパク質以外にもビタミンB1が豊富で、アミノ酸のバランスもグッド。肝臓や腎臓の働きを良くしてくれ、胃腸にも効果があるとされている。栄養が優れているのはもちろん、容姿、色、味…さすが「百魚の王」!

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、勝山・庄幸丸=(電)0470(55)3005。集合時間は午前5時、出船は同6時。乗合料金は氷付き1万1000円。インターネット割引あり。

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