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良型ヘラブナ 人生初リャンコうれしさ倍増

[ 2020年2月23日 09:37 ]

小山先生(左)の教えを守って良型が釣れたでー
Photo By スポニチ

 【阪本智子のハッピーフィッシング】シマノの釣りガール、阪本智子が出掛けたのは千葉県柏市の清遊湖。5回目のヘラブナ釣りに挑戦だ。今回の“先生”はシマノのへらアドバイザーの小山圭造さん。強い味方を得て、難敵攻略だ。

 まずは竿選び。「かすみ9尺」(シマノ)を選択し水深5メートルでのチョーチン釣りをすることにしました。仕掛けは道糸0・8号、ハリス0・5号10センチ/0・3号45センチ。バラケ餌を付ける上バリは7号。食わせ餌、力玉のサナギ漬けを付ける下バリは3号。

 準備が整ったところで、さぁやるでー!風が右から吹いていたので、少し右手前に打つ。仕掛けが下まで下りるのを待ってから2回ほど誘いを入れてバラケ餌をバラケさせる。バラケ餌がとれたらウキをゆっくり上げて誘いを入れる。

 しばらくするとスッとウキが入る良い当たりも出てきた。すぐに合わせたけれど掛からん。合わせが遅いんかな?と不安になったけど、小山さんから「合わせはバッチリのタイミングだよ。反射神経が良いね」と言ってもらえて安心。次こそ釣ったるで。

 バラケ餌が硬くならないように再度混ぜ直し、仕掛けを投入。仕掛けがゆっくり落ちていく時にウキが1メモリ下がった!当たりや。すぐに合わせると掛かったー!可愛らしいサイズやったけどようやく釣れた1匹。うれしかったなぁー。

 その後しばらく当たりが止まったけれど、餌を打ち続けることが肝心。次に来たヘラブナはめっちゃ引く。そして重たい。サイズを測ると35センチオーバー。やったで!

 お昼を挟んで、また魚を集めるために手返し良く打っていく。「お昼はもう少し早く集まってくるよ」と小山さん。魚を集めるためバラケ餌をしっかりめに付けてタナ幅を狭めにどんどん誘いを入れていく。バラケ餌がバラケたらゆっくり仕掛けを下ろしていくと「ん?当たった気がする…」。半信半疑で合わせを入れると重たい。ゆっくり上げてくると合わせが優しかったから魚も素直に上がってきた。水面までくると「で、でかい!」。落ち着いてキャッチ。800グラムほどの良型や。大きいヘラブナでもこんな小さい当たり方をするんか、と新発見。

 その後もポツポツ釣れて、とうとう9匹まで来た。こうなったらツ抜けして上がろう。と思いながら取った当たりはこれまでで一番の重さ。上げてくると「あれ?ヘラブナが群がってる?」と思いきや、まさかのリャンコ(一荷)。人生初!「合わせが遅かったんですか?」と小山さんに聞くと「最初の当たりを早く取れた時にこういうふうになることがあるんだよ」と言われてうれしさ倍増やったなぁ♪

 1年で一番渋い中、釣果11匹。最高のヘラブナ釣りになったよ!小山さんありがとうございました!

◆阪本 智子(さかもと・ともこ)1988年(昭63)生まれ、大阪出身。タレント、シマノ釣りガール。現在、BS―TBS「釣り百景」をはじめ、新聞、雑誌など釣り媒体にレギュラーを持つ。関西圏で放送中の朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。オフィシャルブログは「Tomoko’s life」。

 ▼釣況 管理事務所(電)=04(7193)1255。

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