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ワラサ逃すな魚群タイム ナイターで1時間も1回ペース

[ 2019年12月10日 07:13 ]

清水さんは良型を連発
Photo By スポニチ

 【新潟の釣り】新潟県直江津沖で夜釣りワラサ、ブリが佳境を迎えている。寒くなるほどおいしくなる魚。極太の胴突き仕掛けで魚群タイムに備えろ!えびすや釣具店の謙信丸に乗り込んだ。
(スポニチAPC・菅野 順也)

 午後4時半、水深58メートルのポイントに到着した謙信丸はアンカーで船を固定。間もなく夕日が海も空も真っ赤に染めて、ナイターの釣りが開始となった。

 仕掛けは胴突き3~6本バリが標準。餌はスルメイカの切り身を使用。ハリ間を広く取り、ハリ数を多くすると広範囲を探ることができる。

 集魚灯がともされて30分経過後、1本の竿が暴れだし、3キロ級のワラサが浮上。それから魚信が連鎖、第一魚群タイムに突入した。

 私の仕掛けにも2・5キロのワラサがヒットした。特大も想定して仕掛けは極太。水面から豪快に引き抜いた。

 沖に出るのが健康の秘けつという、須坂市・北森政太郎さん(78)は「仕事はたくさんしたから、今は人生を楽しんでいます。一昨年、ブリクラスを釣ったから、やめられないよ」と、3キロ級のダブルヒット。

 今年既にこの釣り3回目という、岡谷市・清水和幸さん(50=会社員)は「前回も前々回も良い思いをしました。脂が乗っているので刺し身やしゃぶしゃぶ、塩焼きも最高ですね」と本日も良型を連発した。

 濃い群れに当たることはなかった当日。それでも、1時間に1回のペースで群れは回ってきて、全員ワラサを釣ることができた。

 「現在のところ、型より数が好調で、ワラサクラスが主体となっています。潮が変わるごとにサイズも変わるので、いつブリクラスが入ってもおかしくない状況です。数年前には出船ごとにブリを釣った年もありましたから」と兼玉武雄船長が今後の予測を語った。

 ▼当日の仕掛け ハリ=がまかつ「がま深海」22号、幹糸=ヤマトヨテグス「フロロプロハリス」30号、ハリス=同「フロロハリス」24号。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、直江津・謙信丸=(電)025(543)8316。出船時間要確認。乗合料金9000円(6時間便)。

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