根掛かり攻略 良型カサゴGO

[ 2019年7月9日 07:12 ]

森山夫妻も負けじと良型 
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 【ココが一番!】静岡県沼津沖のカサゴは魅力がいっぱい。型がよく、水深も浅いから引きも強烈。三拍子そろっているのだ。難敵は根掛かり。根がきついだけに気は抜けないが、これさえクリアできれば好釣果間違いなし!また夜釣りのタチウオも上昇気配だ。(スポニチAPC・山本 有道)

 「ここでやりましょう。根掛かりに気をつけてね。でも恐れていてはダメですからね」と沼津・常勝丸の鈴木茂船長が合図したのは港を出て伊豆半島沿いに30分ほど南下したところ。陸は人家がなく岸は岩だらけ。海底もそうなのだろう。いかにもカサゴが潜んでいそうなのだ。

 仕掛けを下ろして驚いた。何と7メートル。浅い。誘いをかけるとオットット…初っぱなから根掛かりのよう。竿を右へ左へ、ラインを緩めたり張ったりしているとうまく外れ、ホッ。そのあとコツっという当たり。合わせるとずっしり。引きも鋭い。これはいい型と慎重にやりとりして現れたのは25センチの良型。周りでもこのクラスが多い。「これなら刺し身がたらふく食べられるゾ」とほくそ笑んでしまった。

 カサゴとはちょっと違うシャープな引きでハリスを切られたことがあった。何だろう?と思っていたが、同じような引きがあり、姿を見せたのは30センチを超すアカハタ。

 これもおいしい魚である。

 隣で釣っていた平塚市の宮崎剛さん(50=会社員)もカサゴ、アカハタと交互に釣っている。「根魚が好き。何が釣れるか分からないところが面白さ」といい、この日は黒メバルもクーラーに。

 付け餌もさまざま。常勝丸にはサンマの切り身が用意されているが、サバの切り身、サケの皮、サルエビなどを持参する人が多い。宮崎さんもそうで「エビで3連発もありました。でも平均するとサバが良かったかな」とトップの34匹。入れ食いの時もあり一番好きなカサゴ釣りを満喫していた。

 根掛かりで仕掛けを取られ、時間をロスする場面もあったが、夫婦で助け合っていたのが秦野市の森山正信さん(58)と礼子さん(59)。30年前、結婚と同時に始めたのが釣り。礼子さんにとって仕事を早めにリタイアした正信さんが釣りの師匠。マダイ、ヤリイカ、カサゴ…とレパートリーは広いが「いつも主人にはかないません」と礼子さん。料理は?と聞けば「もちろん主人。私は食べるだけ」。2人で25匹釣り「さあ帰宅してからも忙しいぞ」と正信さん、気合十分だった。

 沼津沖のカサゴ、アカハタ、狙いだ。

 ◇…夜釣りのタチウオもお薦め。せっかく沼津に来たのだから午後5時出船の夜の部にも挑戦。水深は60メートル。鈴木船長の指示ダナは40メートルから上。明るいうちはサンマの切り身にアタックしてきたのはサバの群れ。8時ごろになってタチウオが姿を見せ始めた。やはり40メートル前後で、それも手持ち竿でゆっくり誘い上げた人に相次いだ。御殿場市の湯山豊夫さん(71)も「40~35メートルの間がよく釣れる」と着実に当たりを取り、数を伸ばしていた。結果は55~95センチが3~18匹。こちらも期待大!

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