解禁早々 アユみ寄る 伝統の友釣りでツ抜け達成!!養殖からのローテーションがポイント

[ 2019年6月9日 06:32 ]

今年は好調!大型アユに大満足
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 【釣り姫見参!】釣りならタナゴからマグロまで何でも…の“釣り姫”ことふくだあかり。実はアユ釣りも大好き。解禁直後の栃木県鬼怒川で竿を出した。

 アユの友釣りとは何か?アユの縄張り行動の習性を使い、オトリのアユを泳がせて、それを攻撃してくるアユを釣るという釣法。泳がせ釣りはたくさんあるが、釣りたい魚と同じ魚を泳がせて、攻撃させて釣る方法なんて他に類を見ない日本古来の伝統釣法だ。
 普段は海釣りが多く、川で釣りをすることが少ないワタシも、アユ釣りの解禁という言葉を聞くとキモチが騒ぐ。ワタシがたびたびお世話になる鬼怒川も5月26日が解禁日。私はその4日後の30日に、お世話になっている「がまかつ」のテスターメンバーの釣行に加えてもらって行ってきました。
 メンバーの話によると、今年は解禁日から調子が良く「釣る人は釣っている」そう。上手な人は30~40匹も釣るような状況だそう。
 私といえば年に1回か2回程度の素人に毛が生えたような腕前で、昨年も5匹だけだったという自分の力量を考え、この日の目標は“ツ抜け”することとしてみた。早速、ウエダーに着替え8・5メートルの竿を持ち入釣。ポイントは栃木県高根沢町宝積寺地区のグリーンパーク前。
 まずは流れが弱くて、浅いポイントに入る。オトリアユに鼻カンと逆さバリを付け、アユを泳がせる。オトリを竿でうまくコントロールし、野アユが好みそうな黒っぽいコケの生えた岩周辺まで泳がせていくことが重要だが、1年ぶりに持つ長い竿のコントロールはなかなかうまくいかない。
 上手な人がコレをやると、不思議なぐらいオトリは素直にポイントに入り、しっかり泳ぐのだけれど、私のように下手な人間がやると、オトリはすぐに弱って泳がなくなる。そうなるとオトリとしての機能を果たさなくなって釣りにならない。
 アユをいかにスムーズかつ数を釣るかは、最初に購入した養殖のオトリで素早く野アユを釣り、それをオトリにして、さらに新たに釣れたアユをオトリと交換していくローテーションにかかっている。分かってはいるけれど上手にできない。1匹釣るまで時間は掛かるし、オトリ操作が下手だからアユは弱る悪循環。それでもなんとか1匹を釣り上げる。オトリが野アユに替わる、途端に動きが良くなる。ポイントを少しずつ変えながら、良いところに入れると、パタパタと釣れてくれ、お昼休憩を挟んで朝から夕方まで釣りをして、やっと10匹。なんとか目標のツ抜けを達成することができた。
 ベテランに話を聞くと「アユ竿が自分の手のようになってくるのが理想」とのこと。必死に竿を動かして次の日に筋肉痛になっているようじゃまだまだ。
 アユのシーズンはこれからだし、お盆あたりになってくるとアユのサイズも大きくなってくる。またチャレンジしにいかないとね。

 ◇ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

 ▼釣況 鬼怒川漁協=(電)028(662)6211。オトリは中流域のたつ味食堂=(電)同(661)6970。

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