伊勢湾で45センチ鬼アジ

[ 2019年5月15日 14:42 ]

38センチの良型イサギをゲットした大阪府枚方市・中川邦夫さん
Photo By 提供写真

 ゴールデンウイークが終われば、いよいよ夏の魚が釣れ始める。季節感の先取りとばかりに、40センチを超えるジャンボイサギ狙いで和歌山県日高町の阿尾漁港から出船する「共栄丸」へ。船上には大物をゲットした釣り客らの歓声が響いた。
  (スポニチAPC・矢野 貴雄)

 釣果情報を調べるとシーズン初めのためと思われるが、日によって釣れ具合に多少ムラがあるよう。代わりに、ジャンボイサギと呼ばれる40センチ級が混じるということなので、期待に胸を膨らませながら現地へ向かった。
 釣行日は10日。平日にもかかわらず10人超のお客さんが来ていて驚いた。ほとんど全員がロッドの他に取り込み用のタモ網を持参しており、大物ゲットへの意気込みがひしひしと伝わってくる。
 夜明け直前に、この付近では定番のトフというポイントを目指す。天気もよく、穏やかで凪いだ海上を行く船上で、到着を待ちながら船室内でくつろいでいると徐々に船足が落ちる。船頭がソナーと魚群探知機を使って魚影を探し始めた。
 船が止まり、イカリの用意が始まったので釣り座でタックル準備を始める。しばらくして開始の合図。配られたエサを120号のステンレスかごに詰め、テンビンを介して船頭仕掛けの3・5号ハリスで3本バリを投入。狙うタナは底から5~10メートル巻き上げた付近で水深は約50メートルなので40~45メートルを探る形だ。
 釣り始めからしばらくすると右舷側を中心にイサギが上がり始めた。大阪府枚方市・中川邦夫さんが良型38センチをゲット。右舷側からの歓声がやや多いようだが、全体的にアタリが少ない状況が続く。
 やはりシーズンに入ったばかりでは仕方ないのか…と思っていると、船頭から「ポイントを変えて狙ってみる」というアナウンス。今度は日ノ岬の沖へ。水深は約40メートル、ここも狙うタナは底から5~10メートル上げた付近で、すぐに船上のあちこちで次々に上がり始めた。
 船頭いわく「こちらのポイントはやや小ぶりが多い」との事だっただが、ジャンボイサギも混じって順調に釣れ続く。ダブル、トリプルと掛かるケースも頻発。先ほどまで寂しい釣果で重苦しい雰囲気だった船上だったが、皆の顔に笑顔が見られるようになった。
 ある程度、土産の釣果が確保できたところで沖揚がりの時間となった。当地のイサギ釣りはこれからが本番。共栄丸では午前便と午後便での出船で、7月末ぐらいまでこれ狙いで出船する予定だ。


 ◆共栄丸 和歌山県日高郡日高町阿尾153。問い合わせ・予約は電話0738(64)2318。大阪から和歌山方面へ向かう阪和自動車道・湯浅御坊道路では、13日に始まった工事の影響で随時、一部区間の夜間通行止めなどを実施。期間中の釣行は事前に通行規制情報確認を。

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