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ニジだイワナだ 今年も楽しい芦ノ湖

[ 2019年3月17日 14:30 ]

井上さんは親子3人で出船
Photo By スポニチ

 神奈川県芦ノ湖が2日に解禁。土曜日と重なり、前日の特別解禁を上回るアングラーが押し寄せた。来月20日にはバリバスカップ2019「スポニチ芦ノ湖ルアー・フライ釣り大会」も開催される。(管野 康子)

 気温8・5度、水温7度(午後2時)。例年に比べると、やや暖かさが感じられるコンディションの中、アングラーたちは思い思いのポイントで竿を出した。

 プリンス前で13センチの金黒のミノーを使ったキャスティングで、62センチのニジマスを射止めたのは御殿場市の松井力彦さん(51=自営業)。気温が上がり始めたころから釣果を伸ばし、午後1時すぎにプリンス前で今シーズン初の大きな当たりを得た。

 松井さんは18年に69・1センチのブラウンを釣り上げ、芦之湖漁業協同組合が主催する年間大物賞(ブラウントラウトの部)を勝ち取ったつわもの。19年も幸先のいいスタートを切ったようだ。

 同じくプリンス前で、ミノーとスプーンでイワナ2匹を釣ったのは稲毛市の井上修士さん(37=会社員)。40センチには届かないサイズだったが、父親が釣った魚に、同船していた長男の雄雅くん(7)と鴻規くん(5)は大喜び。次男の鴻規くんは「次は、僕がブラウントラウトとサクラマスを釣る!」とはにかんだ。

 この日、ノザキ桟橋で竿頭となったのは、横浜市の木原鉄平さん(28=会社員)と文華さん(30=同)夫妻。白浜とトリカブトをミノーとスプーンで果敢に攻め、夫婦合わせての釣果ではあるが、59センチのニジマスを筆頭に30匹の釣果を収めた。

 好調な釣果を収めたアングラーがいる一方で「魚はいるはずなのに釣れなかった」というアングラーも。芦之湖漁業協同組合では解禁前の先月から、ニジマス、ブラウントラウト、イワナを7315キロ放流。放流したニジマス5900キロの中には、大型のニジマス1000キロが含まれる。確かに魚はいるはずなのだ。フィッシングショップ・ノザキの店主、野崎茂則さんも「魚がいるポイントを見極めることが大切」と諭しつつ「これからがチャンス。どこかで爆発する」と予言した。

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