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風よけ快適 マアジ&メジナ上昇期!天候の心配も無用

[ 2018年5月20日 08:10 ]

「アイクル」で数釣りを楽しんだ白井さん
Photo By スポニチ

 【磯&堤防ガイド】南風が強く、釣りが不可となる所が多いが、ここなら心配無用。神奈川県横須賀市・リサイクルプラザ「アイクル」の釣り場は安全・便利・快適な場所。初夏の釣りを楽しもう。メジナ、マアジが待ってます!(スポニチAPCk恩田 誠)

 今季は水温の上がりが遅れているためか、多くの堤防釣り場から、あまり良い情報は届いていない。

 ここ「アイクル」も、例年ならば大型連休前に釣果は急上昇するのだが、今年は連休後にやっと魚の活性が高まってきた。

 今年は南風の強い日が多いため、竿が出せる日、場所が大いに限定された。が、アイクルには西側に大きな建物があるため、案外風の影響が小さい。他の堤防よりはやや有利。

 アイクルの名物は、なんといってもメジナ。サイズこそやや小ぶりだが、数では1級磯にも負けないほど。横須賀湾の一角にあるが、大きな湾の護岸では釣り不可の場所がほとんどなので、メジナはここでまかれるコマセにつられて集まってくるようだ。

 ただし今季はまだ魚の動きが完全ではないので、表面近くまで浮くことはほとんどない。このため釣り方には少し「コツ」が必要だ。

 ここの常連である横須賀市の白井勝さん(36=会社員)の場合、ウキ止めを外した「全遊動仕掛け」で臨んでいる。ハリスも1号と細めを使用。

 この釣り方はラインの調整が難しいので慣れが必要。不慣れな人には別図のような仕掛けを使い、ウキを少しずつ沈めながら広いタナを探る方法がおすすめだ。

 常連のメインターゲットはマアジ。まだポツリポツリ程度だが、姿は見え始めている。仕掛けは別図のようなカゴサビキ仕掛け。

 ここは手前側が浅いので、竿下でのサビキ釣りでは難しい。カゴ仕掛けが苦手な人は、メジナ狙いのウキ釣り仕掛けで良い。

 ※リサイクル施設に付随された釣り場なので、釣り禁止にならないためにもゴミの持ち帰りなど環境美化は徹底したい。

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